2015年7月2日木曜日

花の山を歩く「オオヤマレンゲに会いに行こ♪」  Ⅲ

森の貴婦人、オオヤマレンゲ七変化。
白玉のような蕾は、うっすらと襟足に紅をさしたようです。
別名 「天女花」「森の貴婦人」と呼ばれるそうです。
花の色は移りにけりないたづらに・・・
実 
 やがて赤く熟して、オレンジ色の種が見える頃は、
花の清楚さとは似ても似つかぬ姿となります。
今年は、昨年に比べて花の数が少ないとの事でしたが、蕾から花、実等々いろんな姿を見せてくれました。小さな幼木も確認出来ました。少しずつ増えていくことを祈りながら、心ときめく暫しの逢瀬。
オオコメツツジ  ツツジ科  Rhododendron trinerve  
trinerveは、3本の葉脈という意味だそうで、よく見ると3本の葉脈が目立ちます。
 
ブナの幹を流れる雨(樹幹流) 
森を潤し伏流水となって、下流の平野を潤します。
アップで見たイブキジャコウソウ
 ツンと出たおしべが触角のようで、可愛い!!
白山禅定道の登り口           
吊り橋から
森の貴婦人やたくさんの花々との出逢いは、自然の奥深さを感じさせてくれました。
ブナの幹を流れる雨や吊り橋から眺めた手取川上流の流れ・・・
切り取られた一コマ一コマに豊かな自然の姿がありました。

 撮影 I.Yamaguchi


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