2018年1月27日土曜日

ささやかな光に思う

急に決まった会議の後、何とも言えない思いで事務所を片付け、外に出たら
去年点灯したイルミネーションがささやかな光を放っていました。
人通りの途絶えた時間。雪に覆われて健気に輝いています。
 
 
何だったのだろう、空しい思いに押しつぶされそうになり、ため息ついて施錠する。

この灯りは、まだ健気に律儀に光っててくれてたのだ。寒気の中、ふっと嬉しくなりました。
本音も建前もない、ささやかな光に心和むひとときでした。

2018年1月25日木曜日

大荒れの日

寒中の里山海道、大雪と強風の予報があったので、特急バスで出かけました。
久し振りのバスは、強風の中、車体に受ける風もモノともせずに走ります。
普段に比べ受診する人も少なめ。驚く程、順調に2箇所の受診が終わりました。
2時間ほど待って乗り込んだバスは、一路、能登へ・・・
 車窓から見る海は、波が高く次から次へと白い飛沫を上げて寄せてきます。
サーフィンをすれば、あの波に乗れるのだろうかとふと思いましたが、
そんな事などできっこない程の波・波・波 
怖い位の美しさに何度もシャッターを切っていました。

左手の海が見えなくなる頃、道路には降り出した雪が白く積もって来ました。
降り立った停車場は、靴がズボッとはまる程の積雪量。
思ったとおりバスで出かけて良かった。大荒れの母の受診日でした。

2018年1月15日月曜日

蜂の巣退治

大きな蜂の巣があると指さして教えてくれたのは、お向かいの奥さん。
いつの間に、こんな大きな巣を作ったの、家主に了解得ずに・・・?
大屋根の軒に細長くぶら下がった巣
心配そうに、今の内に取った方がいいと忠告してくれました。
源八山荘主に尋ねてみたら、今は女王蜂が数匹いるだけで、働き蜂はいないとの事。
それでも場所が高いよねと思っていました。
2階の戸を開けて、見上げると思っていたほど高くなく、どうやら棒で突ける程度の距離です。脚立に載って、杖コシキを武器に突き落としました。 
もっときれいに跡を刮げたかったけれども、さすがにそこまでの能力はなく・・・
落とした巣を見てみたら、蜂が一匹、もぞっと動きました。
蜂にキンチョールをかけ、袋に包んで・・・
夏にはなかったのに、いつの間に・・・急に軒下などに出来るのは、スズメバチだそうです。
そうだったのかスズメバチ。
周囲に被害がなかったのは何より、大きな巣を見て思ったことでした。

2018年1月12日金曜日

大雪の日に

早朝から町内総出で雪かきをする程、久し振りに雪が降った日。
止んだかと思ったら、又、降り出だして夕方には、イルミネーションを包み込んでしまいました。
足元のドウダンツツジに飾られたイルミネーションは、
すっかり綿帽子を被ってしまいました。
      
駐車場に向かったら・・・
向かいの高台の壁に、人が並んでいるような不思議な絵が出現しました。
ところどころ雪が剥がれて、宇宙人? 
良く見ると、何人も肩を並べているみたい
こんな偶然、めったに見られないよねとカメラを向けました。
ドンドコ雪が降り積もり、明朝の出勤時が心配ではあったけれど、笑ってしまったアート作品。
気持ちは、子供の頃の雪の日に戻っていました。

2018年1月8日月曜日

春の足音が・・・

今日は、七草。朝食ではなく昼食に、七草ならぬ二草粥を作ろうと畑に出かけました。
源助大根を引いて、木曽菜と白菜を収穫。これで二草(?)です。
畑の周りを歩いてみたら、春の気配が・・・
ヒメオドリコソウは、帰化植物。早くも花を咲かせていました。
可愛いけれども、繁殖力旺盛のちょっと困った植物です。
小梅の木には、膨らみかけた蕾がたくさん
梅の枝先には、何かのサナギでしょうか。
何だかグロテスクで不思議な形
寒に入り、久し振りに穏やかな日和。
冬枯れの中に小さな春を見つけた日曜日です。

春の七草は・・・セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ(キク科のタビラコ)・スズナ・スズシロ
大根葉はスズシロ、木曽菜は蕪の系統なのでスズナで二草粥
シソ科の一年草で別名サンガイグサもホトケノザと言うらしい。
七草粥に入れるのは、キク科の越年草のタビラコ(コオニタビラコ)。

2018年1月5日金曜日

仕事始め

新年3日。年賀交歓会から今年の仕事始めです。
雪がチラチラと舞う中、早めに出勤。
事務所の窓から真っ赤なサザンカの花が見えました。
粉砂糖のような雪をつけて、厳しい寒気の中、凜と咲いています。
隣の建物は、旧中学校の体育館だったもので周囲にサザンカの垣根があります。
近所の方がボランティアで毎年剪定されています。
雪の中に花初め、元気をもらって今年が始まりました。