2017年9月29日金曜日

秋の山を歩く 動山 Ⅱ

雨の動山で出会った植物たちです。
ユズリハ  ユズリハ科(トウダイグサ科?)
ミヤマガマズミ  レンブクソウ科(スイカズラ科?) 
ナンキンナナカマド  バラ科
ミヤマママコナ  ハマウツボ科(ゴマノハグサ科?)
「苞に棘がなく、下唇の喉部に黄色い点が2つある」 そうです。
ホツツジ  ツツジ科
ミヤマシキミ  ミカン科
アクシバ  ツツジ科
昔話のお爺さんが山に刈りに行った「シバ」は、これだと聞いた事がありますが・・・
ミヤマナルコユリ  ユリ科
ハナイカダ  ミズキ科(ハナイカダ科?)
ノブキ  キク科
ユウガギク?  キク科
ツリフネソウ  ツリフネソウ科
〇〇科だったが△△科となったとか・・・どちらとも記載してあったり
植物の分類は、いつどこで変わるのでしょうか。仕分けの部屋が右から左。
野山の植物たちには我関せず。今日もきれいな姿を見せてくれました。

秋の山を歩く 動山(ゆるぎやま) Ⅰ

二ヶ月振りの山歩きは、小松の動山です。
生憎の雨模様でしたが、里山自然学校大杉みどりの里の駐車場に、8時30分過ぎには全員集合。
下山ルートを確認後、旧青年自然の家の駐車場に車を置き、4台の車に分乗して大杉下町の白山神社近くに移動しました。
弘法水の登山口から、9:50登山開始です。
「急登が続く」と聞いた通り、杉林を過ぎる頃から石の目立つ急な登りが続きます。
登山道は、岩盤の上に木の根が這ってる感じ・・・
岩ばかりの道を登ると突然、目の前に大きな石が現れました。
登山道から見下ろすと、上部は平らになってる大きな石のテーブルです。
根っこがくねくねと這ってます。
又々、大っきな岩がドーンと現れました。
廻り込むと石仏と色を塗った博多人形のような人形が、
賽銭箱と供に置かれています。
登山道の上側は、石が赤っぽくゴツゴツしています。
200m程登り、動山(604m)頂上到着。11:29 
頂上にあるトタンの小屋で、昼食を摂りました。
最初の証拠写真の後、小屋の戸締まりをしていた西野さんを忘れてた事に気づき・・・
再度、全員集合して写真撮影でした。
下山路には大きな岩はないとの事でしたが、相変わらずの急な坂が続きます。
登山道沿いには、ロープが渡されています。
滑り易くなった道を注意して歩き、孟宗竹が混在する杉林を下ります。
旧青年の家前14:30着
600mの低山と侮るなかれ・・・石の山、動山は急な登りと下りのなかなかの山でした。
久し振りの山歩きは、全員合羽を身につけて準備万端。次々と姿を見せてくれる巨岩と登山道を這う根っこの光景に感嘆の連続。この道を上り下る鉄人達の脚力にも驚きでした。
下山後、瀬領町のせせらぎの郷でティータイムを楽しみ、来月の再会を約して解散しました。

2017年9月24日日曜日

大杉町へ

集合場所までの時間とコースを確認の為、大杉町まで出かけて来ました。
小松インターを下りて調べたコース通りに走ると、途中から、鉄人レース開催の桃太郎旗が。
自転車で走る人が増えて、道が狭くなると集落の人達が中日新聞の旗を準備して待ってました。
ゆっくり注意して走行し、集合場所に到着。そこで気づいたのが、施設の名前が変わっていたことでした。参考にしたガイド本は、改訂されてましたが、内容は変わってなかったようです。反省!
里山自然学校 大杉みどりの里 の看板
大杉の学校だったところを改修して、自然体験も出来る施設。
一般の人の宿泊も可能なようです。
以前、室井さんのお話に出てきた施設でしょうか・・・
施設の方に、28日のトイレ利用と駐車の許可をいただき、コースマップでコースの簡単な説明もしてもらいました。大杉中町・大杉下町まで移動して下見です。 
足比売神社の傍の民家の倉の漆喰壁の鏝絵 竹に虎?
虎の口が赤く彩られてます。
大杉中町のバス停
大杉下町の白山神社と動山登山口の石碑
白山神社の神額(扁額とも言うそうです)
とても凝った模様は、足比売神社の額と同じ模様でした。
賑やかで、派手な格好の一行が・・・?
白山神社に到着後、何だか賑やかな声が聞こえて来ました。
鉄人レースのコースは、動山周回コースを走る部門もあったようです。派手な格好の一行は、走る人達を応援する人達でした。
静かな里山の忘れられそうな史跡と家並みに出会った大杉の里。
鉄人レースの名簿に懐かしい人の名前を見つけた不思議な縁の一日でした。
※ 案内の「大杉下町バス停先の小松市立大杉自然の家」は、「大杉中町バス停先の里山自然学校 大杉みどりの里」です。

2017年9月21日木曜日

白山麓からの便り

9月も終わりを迎える頃、白山麓から癒やしの便りが届きました。
久し振りのアサギマダラ
 
きれいな羽に、マーカーでいろいろなデータを書かれた個体を目にすると悲しくなります。
蝶の生態を調べる為にと云う錦の御旗を掲げ、子供達にも捕獲させて羽根に日時、場所など書かせて・・・宝達山で目の辺りにした時には、ショックでした。
ふわり、ふわりと白山登山の道案内をしてくれたアサギマダラ・・・ついておいでと言うように、道先案内するように姿を見せてくれました。
源八山に植えられたフジバカマに、飛んで来たたくさんのアサギマダラ。
マーカー片手に、義務感と達成感だらけの人間達から逃れて、平和にふわりと飛び回ってるようです。
あぁ、今年も来たくれたぁと嬉しかった白山麓の季節を思います。

2017年9月17日日曜日

キリコ

小木の袖キリコが高台にある御船神社を目指し急坂を上げる「宮上げ」を、甥が見たいと言うので出かけました。今年は、太鼓も新しくなり、叩き初めも披露されるとの事で、西町は賑やかでした。賑やかな祭り囃子も今一つ、1人先に御船神社にあがりました。
眼下では、漆黒を切り裂いて並んだキリコが集まっています。
美しい光と供に太鼓の音が上がってきます。祭りに酔う人々の声も。
足元の草原の虫の音が、一層この場の静けさを感じさせます。
昼の法要の時、賑やかな祭りの人混みの中、そしてこの場所で、一昨日の夜の悲しい知らせを思いました。たくさんの思い出を思いました。
今年の祭りは、これでお終い。港に止めた車の中で、甥を待ちました。
遠くて祭りの声も聞こえない淋しい祭りの夜です。

2017年9月4日月曜日

奥能登芸術祭

久し振りに友人とのランチの後で、奥能登芸術祭の一部を覗いて来ました。
旧飯塚保育園に展示してある 「ひびのこずえ」の「スズズカ」と云う展示作品です。
会場前には、番号と作家名、作品名の看板
コンクリートの壁に飾られた目・鼻・口
吊り下げられているのは、試着OKのバルーンワンピース
試着してみましたが、如何せん大きかったぁ・・・
床が鏡になっていて、飾られた作品を写しだし、不思議な空間を演出
その後、芸術祭に併せて行われている手芸作品を見てきました。
以前、行ったことのある上黒丸のお宅で、82才のおばあちゃんの作った手芸作品の数々が展示されていました。 
ご自宅に残る朱の輪島塗の御膳に作品が飾られています。
玄関に入るとパッチワークで作られた色とりどりの花々が迎えてくれます。
上品なおばあちゃんの細やかな手作り作品に、見学者から感嘆の声が上がります。
珍しい磨りガラスの入った戸
昭和初期の磨りガラスは、仕舞ってあり、これはレプリカだとか・・・ふむ
奥能登を走り回った感のある休日が終わりました。
芸術祭は、まだまだ始まったばかり・・・会場巡りの県外車の目立つ秋の1日でした。