2024年2月28日水曜日

久しぶりの遠出?

 工夫してくれた水汲み装置が稼働しなくなり、23日からは一日置きに水汲みです。
午前中、裏の山水をバスタブに運び終え、一息ついて土手を見上げると綺麗な椿があったので、花ばさみを手に土手に上がってみました。
近寄ると、花は少し痛んでいます。諦めて降りようとしたら、足元にフキノトウの鮮やかな薄緑色が目に飛び込んで来ました。
雨に濡れて、一層緑が鮮やかです。
天ぷらにすれば、美味しそうですが、躊躇してしまうのが、
後片付けが大変だから? いやいや単なるズボラです。
午後からは、穴水まで出かけました。
姉宅の飼い猫タマの餌が、かかりつけ医院に入ったようです。
能登町以外へは、1月5日に珠洲市へ出かけて以来です。
老猫タマは、人間とは違いぱっと見、年老いた感がありませんが、人間年齢だと、とおに80歳を過ぎてるようです。人と違って、年寄りに見えなくていいなぁと思って見てしまいます。

穴水への道は、トンネルの手前で損壊してるようで、能登空港先の交差点を右折して、三井のT字路を左折して向かいます。門前とのT字路を直進して入るトンネルは、電灯がともっていなくて、姉が「電気が来てない」と不安そうに口にしました。

かかりつけ医院は、黄色い紙(要注意)が貼られていました。
久しぶりにとコメリ書房に入ると、店員さん達が、本を書棚に並べてる最中でした。
店を出て、帰路は、穴水インターから能登空港インターまで里山海道を走り珠洲道路に出ました。
里山海道は、穴水インターから下りだけの片側通行として利用できるようです。
道路の損壊状況に怖くなりましたが、きちんと案内表示があり、先行車に倣い、ゆっくりと低速で走りました。
 
天坂のコンビニが開いていたので、お昼用にサンドイッチを買い求めました。
イソがつくだけで、わぁ可愛いとなるのは、ツートンカラーの色合い?
白山麓から戻って初めて見た派手な色合い?ヒヨドリも可愛いのですけれど。
姉を送り、車に乗ろうとしたら、向かいの家の屋根にイソヒヨドリが止まっていました。
綺麗な青空とイソヒヨドリのツートンカラーが、目に鮮やかです。

叔母にお土産のフルーツサンドを渡して、家に帰りました。
久しぶりの遠出運転、ちょっとナビには程遠い姉の道案内に、不安もありましたが、
何とか無事に帰る事が出来ました。遠出の運転にリフレッシュでした。

2024年2月19日月曜日

水が来た・・・?

今朝は、毎週4日ある可燃ゴミの日です。
可燃ゴミを2袋ゴミステーションへ持って行くと、今朝も海の向こうに雪を被った山々が見えました。上の道に上がって、きれいにと頑張りましたが、今一つで残念です。
ここの所、海の向こうに山並みが見える日が多いように感じます。
家に戻り見てみると、裏の榾木の椎茸が大きくなっていました。
1つだったけれど大きくて、取ってトースターで焼いて、醤油を掛けて美味しく頂きました。
能登てまりと親戚?
昼食後、松波郵便局へ郵便物を取りに出かけ、姉宅に立ち寄り、おしゃべりして家に戻りました。

夕方、炊き出しがつくモールであると友達から電話を貰った姉が、叔母の分と3人分、貰ってくるよとの事。今日も逞しい姉です。
叔母にその旨、連絡すると「水が出てるよ。最初は濁ってたけど、今は綺麗な水が出とるわ」と言われました。
17日朝、すぐに止まった事があったので、余り期待せずに、カランを上げると水が出ました。
次に洗面所のカランも上げると水が出ました。
通水検査をしてるのだなと思い、余り大騒ぎせずにいつも通りで、です。

姉がちゃんぽんを持って来てくれたのは、5時少し前でした。
冷めないうちにと、ちょっと早めでしたが、姉と2人、ちゃんぽんで夕食でした。
14日に小木であった炊き出しと同じ方々の炊き出しのちゃんぽん。
具沢山で美味しく、お腹いっぱいです。
姫地区でも、炊き出しの案内放送があります。
1月2日、地震の翌日に始めての炊き出しの案内が流れ、鍋持参で、大きなおにぎりとお汁を貰って来ました。2月中旬には、違う町内なのに従姉の電話で炊き出し場所に行くと、厨房の男性2人が準備された物を、知り合いの人が袋に入れてくれました。
子供じゃないけれど、お菓子を入れた袋まで持たせてくれました。

又、届けられた配給品は、住む町内では、各戸に配布できるように仕分けして、取りに来てもらったり、来れない人には、届けたりしていました。
小さい地域だから、各戸の状況もわかり、出来る事なのかもしれません。
しかし、同じような小さな地域では、違う方法での配給なのか、残念な話を耳にして、こんな時にと思ってしまいました。

自衛隊のお風呂が、能登町でもいろんな場所に設営されているので、一番近い松波中学校の運動場傍に設営されているお風呂にも、1月11日からは、何度か入りに行きました。
湯舟も深くて、とても温まります。待合所も暖かくしてあって、長く待っても、皆さん、感謝感謝の面持ちです。
その後、姉の町内に水が通り、シャワーに始まって、お風呂を貰っています。

同じように非日常の日々。助け合って、心穏やかに過ごしたいものです。
たくさんの方々にお世話になって暮らす日々です。感謝・感謝です。

※この日、通水検査で出ていた水は、翌日の夕食後には止まってしまいました。

2024年2月18日日曜日

今日の炊き出しは・・・

パンがなくなり、昨夜、仕込んだパンの焼きあがりは、7時30分。
焼きたてパンを食べる予定が、ゴパンの時計が遅れていて、押し麦入りご飯の朝食となりました。
洗濯機を回して(断水中なので、裏の山水を洗濯機に引いて洗濯をします)、洗濯をして干しました。
昼過ぎに、姉が小木の炊き出しで貰ったおやきと豚汁を持って来てくれました。
1つかと思ったおやきは、3個、袋に入ってます。豚汁も具沢山です。
我家で、炊き出しのおやきと豚汁で、賑やかな昼食でした。
美味しいおやき ご馳走様です♪
信州へ旅する事があったら、絶対買うぞとチラシを保存です。
昨日も、姉は炊き出しで、たこ焼きと汁を貰ってきてくれました。
昼が終わっていたので、夕食で美味しく頂きました。
夕方、バラ色に染まった空と海上の山並み
美味しい炊き出しと届けてくれる姉に感謝して、今日も終わりました。

2024年2月16日金曜日

白山麓から

白山麓から可愛い鳥の画像が届きました。
この時期、姿を見せてくれるジョウビタキに似てますが・・・?
尻尾のオレンジがかった茶色も小さく見える白い紋も
ジョウビタキに似てますが・・・
ジョウビタキの雌だそうです。
まん丸い目と、寒いからか丸くなった体がとっても可愛い!
雄に比べて派手さはありませんが、尾羽根や小さい白い紋は、
雄のジョウビタキと同じです。可愛い雌の姿に感激です♪
例年、裏の灌木にとまるジョウビタキの雄を目にしてましたが、去年は一度も目にする事がありませんでした。今年は、畑で姿を見る事が出来ました。
雌を見るのは、初めてです。可愛い姿に癒されます。
源八山の手作りの新築巣箱
どんな鳥がやってくるでしょうか?

春の気配の漂う林に、新築の巣箱。
新しい家主がやって来るのが楽しみです。

撮影 I.Yさん 

2024年2月15日木曜日

寺を経て

門徒寺を経由して小木を歩きました。
紅梅越しに、海の向こうに雪の山並みが見えます。
角を曲がると、御船神社の向こうに、お寺の大きな屋根が見えました。
手前の神社の石垣は、崩れています。
寺の手前から、恵比寿神社の建物と鳥居が見えます。
手前の親鸞聖人の銅像は、倒れていましたが
町指定文化財の「磯越の松」は変わらずありました。
寺の門右手の小木石の石垣は、無残にも鐘楼の足元手前まで崩れていました。
小さい頃、お稚児行列で白塗りされた時の冷たさ、亡き母たちとお参りに行きいただいたお講料理、御取越での先代住職や現住職のお話や現住職に教えていただいたお寺の由緒等々、様々な事が思い出されます。
震災以来、仏壇前でお経を唱える時間もなく、お花の水を替えたりするだけとなりました。
DVDを流して下手なお経をあげられる日常、お寺にお参り出来る日常
そんな日が、早く戻ってきますようにと思いながら、寺への坂を下りました。 

2024年2月13日火曜日

家籠りの振替休日

 朝、寝床の中で、友達からのlineを確認してたら、「又、地震あったね」とあります。
揺れると必ず目が覚めるのに・・・今朝は、熟睡出来たと思って目覚めたのでした。
不思議に思い、まじまじとlineの文章を見てると、昨日の夕方の事だと気づきました。
が、その折にも揺れは感じませんでしたが・・・???
金・土・日とたまった可燃ゴミの45ℓ袋を、ゴミステーションに出しに行きました。
今朝は、寒い朝で、駐車場の車の上には、少し積もった雪があり、フロントガラスは若干凍ってるように見えました。 
見るからに寒そうな車のフロントガラスです。

日が射して来て、朝の寒さも緩和された一日でした。
テレビの地震速報などでは、友達からのlineの地震については、紹介されませんでした。
いろいろと調べると、どうやら昨日夕方の地震は、昼の震度4の地震と同じところで起きた地震のようでした。
1月1日の地震から、能登半島のいろんな所や佐渡と能登半島の間とか、本当にいろいろな所を震源地とする地震が起きています。
能登半島はどうなるのだろうと、去年とこの正月の地震で、すっかり昔の面影のなくなった見附島の映像を目にする度に思ってしまいます。

今更ながら、能登半島がどのように出来たのかを思っています。
甥の土産の上越市の名物『笹飴』
寛永年間創業の上越市の名物と包み紙にあります。

初めて高田の笹飴を口にしたのは大学の時だ 
その後、新進作家になってから片岡鉄兵と高田へ講演に行って二度目に笹アメを食べた。
お菓子でこのくらい素で食べさせて、しかもうまいものは外にあるまい
見えも化粧も、背伸びもまた誇示もなにもしていない
それでいてうまいのだから言うところはない
こんな文章が書けたらいいだろうなあ・・・
                   作家 小島政二郎  『舌三寸』より抜粋

包み紙に、上記の飴評が記されています。
甥の注意通り、用心しながら、歯にくっつかないように、口の中に含んで味わいます。
素朴で、飽きないお土産の飴に癒される時間です。

2024年2月10日土曜日

今朝の海と花々と

ゴミステーションに缶ゴミを出して、帰路、裏の高台に上がってみました。
足元の歩道には、少しひび割れがあります。
今朝も海の向こうに、山々が見えました。
昔は、「立山が見えてる」と言っていましたが、本当はどこの山なのでしょう?
海の向こうに山並みが見えます。今日は、天気が崩れるようです。
ひとしきり、海の向こうを眺めてから、家に戻りました。
寒い朝で、足元の枯れ葉には、霜が落ちて白くなっていました。
地震があっても、霜が降りても、山のヤブツバキは綺麗に咲いています。
庭の西王母も、新年前からたくさん花を咲かせて、今でも咲いてくれています。
近くの山のヤブツバキは、薄いピンク色
開いた形もヤブツバキらしくない形です。
梅も椿も、小さな庭の西王母やダム湖の椿も、花を咲かせて蕾も大きくなっていきます。
山が崩れて姿を替えても、自然は変わらぬ姿を見せてくれます。
身近な自然の移り変わりを感じながら、日常が戻って来る日を待ちます。

2024年2月5日月曜日

1月1日からの日々 海

1日の発災後、外に出た折に見た海は、穏やかできれいな事が多くありました。
海の向こうに白く輝く山々が見えたり、夕焼けにピンク色となった姿を見せたりと、
非日常の日々に、彩を与えてくれてるようでした。
1月11日  
お手伝いの後で見た夕方の海
1月22日 
給水車から水を貰って来た折、波返しの上に久しぶりにアオサギを見つけました。
向こうには、地震で崩れおちた木々が、波瀬の岩の上に落ちた様子が見えます。
1月25日 
昨日からの積雪10㎝位が、波返しに積もっています。
朝7時20分過ぎ、ゴミステーションから見た景色です。
切り干し大根作りとライ麦食パン作りの家籠りの一日でした。
1月30日
14時過ぎ、松波郵便局に届いてる郵便物を取りに出かけました。
午後から曇って来た空の向こうに、白く輝く山々が見えました。
2月4日
夕方、上の道から見た海の向こうには、白い山並みが輝いていました。
午前中、本家の義従姉から、「炊き出しが余ってるから貰って来たら」と連絡があり、
申し訳ないなと思いながら、頂きに行きました。
厨房には、珍しく男性が二人。
家に帰り、知り合いが渡してくれた袋の中を見ると、専門家が作ったような料理が入っていました。
今日は、ボランティアで見えた方々の炊き出しのようでした。
美味しい料理を、昼に少しいただき、残りは夕食にいただきました。