2019年8月25日日曜日

美味しい花

きれいな花の画像が届きました。
花オクラ(トロロアオイ)アオイ科
調べてみたら、オクラとは別物。蕾を見てるとタチアオイの蕾に似ています。
みんな、仲間のような・・・トロロアオイは、和紙を漉く時に、粘液をつなぎにいれる植物。以前、訪ねた今立の越前和紙の里パピルス館の入口に鉢植えがあり、これと同じ花が咲いてました。オクラの花みたいと思ったものです。
花をもらって、湯がいて酢の物で食したことを思い出しました。 
夕顔  ウリ科
夕顔の葉っぱ、朝顔みたいです。
朝顔、昼顔、そして夜顔もあるそうですが、夕顔だけ別の仲間。他は、ヒルガオ科です。
どこが違うのかと云うと・・・ヒルガオ科の3つは、ロート状の花びら。夕顔の花びらは分かれているそうです。写真では、ちょっと分かりにくいですが、そうなのかな?
画像プレゼンター曰く、夕方になると芳醇な香りがして癒やされるそうです。
処暑を過ぎて、漸く猛暑も落ち着いたみたい。
こちらは、残念な人間図鑑入り、花にかまってあげられない日々が続いてます。

絵画展へ

能登町の絵画展に出かけて来ました。先週、出かけたら、休館日。
今日が、会期最後のチャンスです。
会場は、能登町立羽根万象美術館
羽根万象は、伊藤深水に指導を受けた日本画家。
深水のような美人画が展示されています。
ギョ ギョ 魚  
最初に目を奪われた作品で。大きな口で何を狙っているのかな・・・
雄風と舞う  
ハンドベルを指導してもらった小木出身の女性の絵。
とも旗の吹き流しが、とてもリアルで、ハンドベルの指導の時と同じ、きちんと感のある絵でした。
祈り  
こちらもとも旗の絵。小木の方の作品です。画面ではわかりにくいですが、文字に貼ってある金銀のベタキンとか云う色使いが、精密で美しく、ガラス戸を挟んでの鑑賞が、残念でした。
母の日  
母の日に贈られたカーネーションを描かれたものでしょうか。何だか、嬉しさが溢れているような作品でした。熊ちゃんも可愛いですが、それらが入っている袋の質感が素晴らしかった・・・
昨年の風景画も素晴らしかったですが、今年はより素晴らしく見入ってしまいました。
福浦港  
友人のお兄さんの絵。去年は、あばれ祭りの切り籠を担ぐ姪っ子(友人の娘ちゃん)たちを描いた大作でした。穏やかな港を高台から描いた作品。潮の香りが漂うようです。 
雨で、緑が一層際立ちます。プロペラ型の種がぶらさがっています。
仕事をしながら、素晴らしい趣味を持つ人達。
精進の跡の伺える作品の数々に出逢えて、ちょっと元気をもらったような気分。
通り雨で、アスファルトから陽炎が立ち上げるムッとする空気の中、秀作を堪能し、帰路につきました。

2019年8月24日土曜日

実りの便り

白山麓の実りの画像が届きました。
イノシシ害から何とかまぬがれて、収穫の秋を迎えられますように。
ヒエ
アワ 
ヒエは、まるで三つ編みしたような形です。
アワを小さくするとエノコログサに似ています。エノコログサが原形だとか
縄文時代から栽培されていたヒエと並ぶ日本最古の穀物で、イネが伝来する前の主食だったと思われる。と日本雑穀協会の頁にありました。
気の遠くなるほどの時間を繋いできた五穀の中のふたつ、白山麓で獣害に負けずに熟してほしい!

2019年8月19日月曜日

涙の日曜日

暑い日曜日、早めにお昼を取って出かけました。
途中、ガソリンスタンドへ。ここのオーナー夫人は、6月に出かけた高山植物園探訪の参加者。
その時に求めた開花後の植物を見せてくれました。ギボウシは、茎が長く育ち、花後も生き生きとしてます。良くお世話してくれる人のところに、やってきた花は幸せです。
事務所には、彼女手作りのミニミニお洋服とビーチサンダル
炎鵬の母親がこの地出身。
信用金庫の小木支店で勤めていたそうです。
地域で応援!
ガソリンを満タンにして、珠洲市の会場へ。
保護者でも教職員でもありませんが、ポスターを届けて下さった方のご厚意で出かけて来ました。全体会は、場違いな印象でしたが、その後の講演(歌で語る)は、子どもも大人も抱えている悩みにヒントをくれるような演奏でした。
 
語りと歌詞は、琴線に触れて、タオルマフラーを巻いてきて良かった・・・
久し振りにこみ上げてしまいました。
月から光の道
網戸越しの月光が、反射して不思議な光の線が見えました。
今夜は、居待月。東の空が開けていないので、尚更に遅い月の出です。
きれいに輝いていた木星も、南西の空低く山の陰に入ってしまいました。
朝晩、少し凌ぎやすくなりました。
場違い感がありましたが、感動の時間をいただきました。

2019年8月18日日曜日

朝顔

発芽した花たちだけを育てるシーズンは、酷暑が続きました。
7月23日以来の雨となったのは、16日。
その直前、窓際に置いたプランターの背の伸びない朝顔が花をつけました。
3年前にもらったタネを播いて、咲いてくれた花
ガソリンスタンドで配布されたものを又貰いです。
夏らしい青紫の花。葉っぱも濃い緑色です
一昨年、白丸公民館からもらった種の朝顔
いろんな色のものが混ざってました。
次、咲いてくれる花にも期待です。
ちょっと失速気味のシーズン。
空回り気味ですが、余り思い悩まないようにしています。
雨のなかった夏、手厚くない管理者を他所に、花たちは健気に咲いてくれます。
アサガオを調べてみたら、
ヒルガオ科の植物で奈良時代に中国を経由して薬草として渡来したとあります。
種子を生薬で牽牛子(けんごし)と云い、利尿剤、下剤となるそうです。
牽牛花は、アサガオの別名ともありました。
4世紀頃の中国では、生薬として有名で、牛一頭を牽き市場に行って、アサガオを持ってきた。そこから牽牛花と呼ばれるようになったとか。アサガオが高価だったことがわかります。
蔓植物は、ひ弱そうに見えて、実は強い!
もう少し続きそうな暑さも、アサガオに負けずに乗り越えましょう。

2019年8月12日月曜日

エゴノキの実

酷暑の夏。
午後、買い物の帰りに榊を探してたら、エゴノキの実がぶら下がっているのを見つけました。
エゴノキの実は、果皮がエグイそうで、それが名前の由来だとか・・・
ヤマガラは、上手にエグい果皮を取り、中の種子のその中の柔らかい部分を食べるそうです。丸い実を見てたら、丸いヤマガラの目を思い出しました。
実と一緒に、蓑虫の蓑がぶら下がってます。
蓑虫と云うと、俳句では秋の季語のようですが、この蓑は去年のものでしょうか。
ミノガのメスは翅が退化しているものが多く、一生をこの蓑の中で過ごすものが多いとか。
何だか、息苦しいと思えるけれども、彼らには当たり前の一生なのです。
丸くて明るいエゴノキと対照的な蓑虫の生態。
まだまだ知らない生き物の暮らしが、この世界にはたくさんあります。
因みにエゴノキは、白くこぼれるように咲く花も丸い実も、夏の季語。
しかし、実が詠まれることはあまりないようです。
緑を白く染め抜くように咲く花の見事さには、なかなか叶わないからかもしれません。