2022年10月31日月曜日

奥獅子吼山の植物たち

奥獅子吼山の植物たちの画像が届きました。
アキノキリンソウ  キク科
ヒヨドリバナ  キク科
ホツツジ  ツツジ科
マキノスミレ スミレ科
秋に咲くスミレ。一輪を見つけて下さって嬉しい出逢いです。
ミツバアケビの実  アケビ科
ミヤマナルコユリ  ユリ科
リンドウ  リンドウ科
ナンキンナナカマドの実  バラ科
ツヅラフジ  ツヅラフジ科
ツリガネニンジンの実  キキョウ科
ツリガネニンジンの花  キキョウ科
ユキノシタ  ユキノシタ科
ジンジソウに似た花ですが、葉っぱはハルユキノシタのよう?
ズミ  バラ科
小梨とも言われるズミの真っ赤な実が、木いっぱいについていました。
初めてズミの実を見たのは、どこだったかな?
その時も信州でコナシと言われてるいるのを思い出しました。
葉が落ちて、枝中に真っ赤な実がついている様は、めでたい!と祝されいる感じです。
青空に赤い実が映えて、やはり赤はお祝いの色だと嬉しくなった出逢いです。

気づかずに見過ごしてしまう小さな花たちも、各々見てるところが異なるお陰で、見る事が出来ました。秋枯れには、まだ早い! そんな登山道沿いの美しい植物たちの数々のショットです。ありがとうございます。

撮影 T.Hamatani

奥獅子吼下見登山

奥獅子吼へのアクセス等々、わからないことばかりで心配していた折、奥獅子吼~脚谷山周遊コース登山のお誘いをいただき、出かけて来ました。
登山道の入口。 そこら中に『熊出没』の看板です。
当初、雲におおわれていた空は時間が経つにつれて青空に
真新しい看板が至るところにつけられています。
海へと続く手取川、獅子吼高原も一望です。
急な登りもなく好天の元、奥獅子吼山到着です。
頂上はたくさんの人の為、少し下りた先の白山展望台近くで早めの昼食です。
脚谷山からアルプス大観台、内川菊水テラス(これは、内川と菊水と云う町名からきてるのでしょうか?)を経て、北眺望台へ
新しい道を作るために、伐採した枝等が広いところに積まれています。
北眺望台からの眺望
遠く山の向こうに町並みが見えます。谷から吹き上げる風が、少し冷たく感じます。
ブナ林を通って奥獅子吼頂上経由で下山です。
昔からの道もたくさんあり、今、又、新しい道が作られているようです。
ハウチワカエデも色づき始めていました。
奥獅子吼山頂上に、13時少し前に戻りました。
午後になっても、たくさんの人が登ってきます。賑やかに下山開始です。
登りと下りでは、日射しも異なり、見えるものも異なります。
ガマヅミの赤い実が輝いています。
ゴマナのような可愛い花
杉林となり、林道からの登山口に14時17分到着。
お天気に恵まれた良い1日でした。

犀鶴林道を下りて行くと、大きな自衛隊の車に遭遇。大雨の影響か、道路脇に小石が落ちていて、車幅感覚の鈍い私には、冷や汗気味の通り抜けでした。
1000㍍に満たない低山ですが、たくさんの道がつけられ、植生も豊かな奥獅子吼山周辺は、医王山同様、老若男女、たくさんの方が楽しむ山なのだと感じた一日でした。
久しぶりに夫婦岩温泉に入ってから、帰路につきました。

2022年10月28日金曜日

白山麓の秋を歩く 岩屋俣園地 Ⅲ

岩屋俣園地で見つけた植物たちの画像が届きました。
アケボノソウ  リンドウ科
ガマヅミ  ガマヅミ科
ホツツジ  ツツジ科
コマユミ  ニシキギ科
少しずつ色づいていました。
マムシグサ  サトイモ科
テンナンショウ属なので、良く似ているテンナンショウとの違いは?
実が葉より上に出てるのがマムシグサ、下にあるのがテンナンショウだそうです。
マタタビ  マタタビ科
オレンジ色に熟してると美味しい
モミジガサ  キク科
秋田では「シドケ」と言って「アイコ」「ホンナ」と山菜の御三家
「アイコ」はミヤマイラクサ、「ホンナ」はヨブスマソウだそうです。
オヤマボクチ  キク科
ツリフネソウ  ツリフネソウ科
ナナカマド  バラ科
花の少ない秋の山道でしたが、
紅葉したり、実をつけた植物たちが楽しませてくれました。
初冠雪の白山を見て、錦の紅葉に包まれて歩いた岩屋俣谷園地でした。

撮影 T.Hamatani

2022年10月27日木曜日

白山麓の秋を歩く  岩屋俣園地 Ⅱ

秋の岩屋俣谷園地で見つけた植物たちです。
スギタケが開いた感じ? だとしたら毒キノコ
杉のようなコケ
コシアブラの幼木 
もっと綺麗でしたが、今一です。
ヤマウルシ
金属の表示板を呑み込んで舌みたくなってました。
何だか可哀想!!
夫婦ブナの足元 紅葉とモチノキのような木が着床
ヒトツバカエデ  カエデ科
きれいな黄色で、そこだけ明るい感で充ちてました。
ボタルヅル(キンポウゲ科)の綿毛
自然の中の芸術?
アキギリ(シソ科)が残ってました。
ツリフネソウ ツリフネソウ科
久しぶりに見たアケボノソウ リンドウ科
草刈りされて、寸足らずなのに花をつけていました。
今一の画像ばかりですが、いろんな花やきれいな紅葉を堪能した山歩きでした。

 

2022年10月26日水曜日

白山麓の秋を歩く 岩屋俣園地 Ⅰ

10月のじおくらぶは、岩屋俣園地を歩きます。 
市ノ瀬駐車場に集合し、今宿まで移動です。
岩屋俣だと思ってたら、岩屋俣谷園地でした。
昔は、こんな立派な看板はありませんでした・・・。
最初から急登の連続です。昔、こんなだったかなぁ?
六万山までの顔見坂のような急坂につけられた木製階段
白山展望台が見えて来ました。
白山展望台からの白山は、頂上が雲に隠れています。
初冠雪か否か・・・
急な登りを歩き、ブナ平に到着です。
若いブナが密集していて、薄灰色の肌に紅葉が映えて気持ちの良い場所です。
ブナ平から、白山パノラマ展望台へ
夫婦ブナの案内板
元は1本の夫婦ブナは、成長の過程でこんな形に・・・
ずっと空まで、寄り添ってるような感じ。
白山の頂上は雲が掛かり、こちらから息を吹きかけると?
頂上直下から白い雪が、筋のように掛かる姿を見せてくれました。
登りが続き、着いたよとの声。白山パノラマ展望台です。
白山の姿を正面に見ながら、昼食タイム。双眼鏡で、甚之助小屋や十二曲りも確認出来ました。
秋色の白山も、冬仕様のようです。
ブナ平に戻り、来た道と違うルートを市ノ瀬に向けて下ります。
濡れていると滑りそう木製の橋を渡って、市ノ瀬への分岐に向かいます。
市ノ瀬神社が見えて来ました。昔と同じ佇まい
昭和14年に建立された神社には、かつて周辺にあった堂舎の仏像が安置されてるそうです。
市ノ瀬の川向かいの山々は、紅葉が綺麗。
市ノ瀬から少しチブリ登山口方面に歩いて、草刈り後に再度、花をつけたアケボノソウを見て来ました。久方振りのアケボノソウは、寸足らずの体に懸命に星くずのような花をつけていました。

今宿から白山展望台、市ノ瀬まで初めて歩いたのは、白峰に来た頃。
ダイヤモンド計画などで、様々に変わっていきましたが、木々や草花は変わらずに花をつけ、実を実らせます。復帰2度目の山歩きは、晴天に恵まれて懐かしく楽しい1日となりました。感謝の思いで、帰路に就きました。