2021年9月11日土曜日

ヨジの山の地蔵さま

大杉谷のヨジの山から地蔵さまを探してきたとメールが届きました。

懐かしいお地蔵さま

西山で様々な行事に取り組み始めた最初に実施した行事で訪ねたヨジの山。その頃は、元気でご存命だったヨジさんが講師として同行して下さいました。地蔵とその頃の暮らしを伺い、自然の中で生きていく力強さを感じたものです。

ヨジの山の地蔵様は、洋司さんのお祖父さんに良く似ています。
出作りでの写真では、恰幅が良くてまん丸い顔でどの写真もにこやかに笑っておられます。
一杯飲み屋の隣の席で、十手の縄は、ミョウガの茎で作るんだと話してくれたヨジさん。
訪れた家で、アルコール度数の強い熊本の焼酎を振る舞ってくれた洋司さん。
お二人とも遠くに逝かれてしまいましたが、ヨジのお地蔵さんの昔と同じにこやかなお顔に、ただただ懐かしさで胸がいっぱい。
ヨジさんや洋司さんの事、往時を偲ぶ今宵です。
絶対に会いに行きます。

源八山から秋の便り

 白山麓源八山から秋の便りです。

フジバカマ
サギマダラは、格別の蝶となりました。
旅をする蝶とかで、特別な扱いのようです。
でも、マーキングは可哀想に見えます。どうなんでしょうか?
浅葱色は、藍染めの色の一種。淡い青。
『「浅葱」の文字を考えると葱の嫩葉の色になり、緑色をおびた色のようで
あるが実際には「水色」よりやや濃い色、蓼藍で染めた薄い藍色をいう。』
吉岡幸夫著『日本の色辞典』より

毎年、染めていた藍の生葉染めの薄くて残念に思えた色が、アサギマダラの羽根の色。
藍色には及ばない生葉染めの色は、それでも古来からの色。
今年は、一休みでしたが、来年、染めてみようと思います。
アサギマダラは何羽いるでしょうか?

ピカピカの栗
毎日、自然に目を向ける事が少なくなりましたが、源八山の写真を見てると季節の移り変わりを感じる事が出来ます。

 近くの方々は、すでに訪ねられていると思いますが、秋がそこここに感じられます。

撮影 I.Yamaguchi

2021年9月6日月曜日

ギョギョ

背びれが刺さりそうだなと思いながら、お店で黒鯛を買ってきました。           

適当に捌こうと、パックから出して見たら・・・

口から何か出てる?
黒鯛の口から出ていたのは、釣り針でした。
思わず証拠写真撮影です。
まじまじと見てて、しまったぁ。鯛の仲間は、大きな鱗がしっかりついているのでした。
パックが入っていたポリ袋に入れて、袋の中で鱗をしっかりとって、適当に3枚におろして昆布を敷いて簡単蒸し煮。
危惧したとおり、背びれを指に刺してしまい、キズバンを巻いての下処理となりましたが、 ふわっと柔らかい蒸した切り身を口にすることが出来ました。