2021年5月31日月曜日

白山麓の花便り Ⅱ

源八山は花盛り。花の写真が送られてきます。
山歩きも出来ない状況ですが、画像で山歩き体験です。

何の花?ラン科の植物でしょうか?
久し振りに見たコケイラン
艶やかな オオヤマレンゲです。
フタリシズカも生き生き
ノアザミ
手作りのテーブルとイス

手作りのテーブルと椅子で、賑やかにランチを楽しめるのはいつでしょう。
早く、奥能登から出かけられる日が来ますように・・・

撮影 I.Yamaguchi

2021年5月30日日曜日

サラストロ

サラストロが咲きました。
カンパニュラ・サラストロ  紫ホタルブクロとも呼ばれているそうです。

去年は、一本だけでしたが、今年は小さいのがもう一本。
小さな蕾がついていますが、無事に花を咲かせてくれるでしょうか。
森さんからいただいたモノは、残念な事になりましたが、信州で求めたこの子は、何とか能登の地で咲き続けて欲しいものです。

山法師

山法師が咲き始めました。
早いのと遅いのと・・・遅いのは、毎年、クリスマスのイルミネーションを飾っていたもの。
イルミネーションの熱が負担になっていたのかも・・・頑張って花をたくさん咲かせてね。 

ヤマボウシ ミズキ科
ちょっと遅れてるけど、空に向かって・・・

コロナ渦中で一年、クリスマスイルミネーションが中止となりました。
この山法師には、申し訳ないけれど、今年は出来ますように。

2021年5月27日木曜日

皆既月食の夜

皆既月食を楽しもうと海辺で待ちました。
が、空には雲。星も全く見えません。
こちらの方向に、月が昇ってくるはずですが・・・堤防の先にある外灯の明かりが月みたいです。
空には、全く星も見えません。どうやら今夜は、欠ける月には会えないようです。残念!
水平線の向こう、遠くに漁り火がきれいでした。
帰宅して、3時間ほど経った頃、雲の向こうにぼぉーと月が姿を見せてくれました。
まん丸のスーパームーンは、天頂近くになって、雲の向こうに、ぼぉーと見えました。
次の皆既月食は、12年後、はたして見ることができるでしょうか・・・?

2021年5月18日火曜日

アズマシロカネソウ

 アズマシロカネソウの画像を預かりましたよ。

こちらは、医王山で撮影されたものです。
撮影 Y.Muroi
アズマシロカネソウ キンポウゲ科
名前を聞いて、すぐに河内の山側を歩いた時に見た花だと思い出しました。

植物観察で、河内の吉岡園地に集合して、157号線を渡って山側へ入り、佐野神社の前を通って、福岡の辺りへ下りて来ました。
その時に見たアズマシロカネソウ
道の横の水が流れているようなところに咲いていました。
2013/04/25
大きなザイフリボク(シデザクラ)も教えてもらいました。
昔のデータを探してみました。
実施写真を見ると、今もご一緒に山歩きを楽しんでくださっている方々の姿が♪
長いお付き合いに感謝です。
ついこの間のように思えるのですが、8年も経ったのだとびっくりでした。
銀杏峰や中宮山、秋の三方岩岳に冬のカンジキハイク等々、又、春秋の草木染めも楽しみました。
お陰さまで、たくさんのことを教えてもらいました。
それらの写真で往時を辿ってみたいな♫

2021年5月17日月曜日

べこ餅つくり

冷凍庫に保存してあった古米の餅米の粉を出して、一念発起「べこ餅」を作ってみました。 
べこ餅は、小木地区で作られていた餅米の粉でつくるお菓子です。
ショウブ節句に作って、昔から食べられてきたようです。今でも、小木のスーパーでは、
その時期になると店頭に並び、宇出津からも買いにみえる人がいます。
サンキライの葉に乗せて蒸してみました。
上白糖を使っていないので、色味がきれいに出ませんでした。
葉っぱがなくなり、ラップを敷きましたが、
ラップはくっつくから布の上に置けばと先生から駄目だしでした。
毎年、公民館行事で6月初旬に「べこ餅作り」をしています。
作り手ではない身で、かなり心配でしたが、レシピを元に作ってみました。
案の定、例年出来上がったモノを試食させてものうのとは違っていました。固めです。
いつもの講師の先生に食べてもらって感想を聞きました。
もう少し砂糖が入っていたらと言われました。砂糖は少なめにしたのがお見通しです。

来月初旬に予定してる今年の教室は、こんな状況で開催の可否も心配されます。
何とか実施出来たら、今年こそ自分も作り手として参加しようと思っています。

注)北海道や青森の一部にも同じ名前の餅があります。餅米の粉に粳米の粉を混ぜたり、その分量が少しずつ異なっていたりですが、名前は「べこ餅」です。小木へは、北海道へイカ釣りなどの出稼ぎに行っていた人達が伝えたのか、北前船で伝えられたのか いづれにしても、北の地との繋がりを物語るお菓子であることは間違いないと思われます。
餅の下に敷く葉っぱが、サンキライであったりツタであったりします。月遅れの節句に作った記憶とともに大切にしてほしい地域の食文化のひとつです。

ヤマオダマキ

こちらに帰ってくる時に、ヤマオダマキを貰って来ました。
通常のヤマオダマキは、花弁が黄色で、額や距は、紫褐色になるとありますが、
このヤマオダマキは、額は薄い藤色で、距は濃い藤色です。
確か、大杉谷の愛宕さん宅で貰ってきたように記憶しています。
一時期、絶えてしまったのかと思う程、元気がありませんでしたが
今年は、太く力強く伸びて、たくさん花をつけてくれました。
随分と前の事となりましたが、愛宕さんの出作りの家に泊めてもらった日の事が
思い出されます。あの頃は、猪やクマが頻繁に里に出るような事はありませんでした。
出作りの家の朝は、爽やかで空気がひんやりしていたのを覚えています。
思い出のヤマオダマキです。

2021年5月8日土曜日

能登キリシマツツジ探訪

公民館行事で、能登のキリシマツツジ探訪に出かけました。
今回は、輪島市と能登町のオープンガーデンを訪ねます。

石川県指定天然記念物の五十里(イカリ)のキリシマツツジ(紫霧島)
二年前に訪れた時は、開花前で寒い雨の中、今は亡き持ち主の酒井一以さんが
缶の甘酒を振る舞って下さいました。ご冥福を祈り、名花を観賞しました。
次に訪れた輪島市町野町金蔵の石崎家庭
20代から少しずつ増やして手を掛けたキリシマツツジやレンゲツツジ等々
が美しく、山野草や桜、欅も幼木から育てられたそうで、とても
見事な庭は、畑だったところに作りあげられたとの事でした。
参加者全員に、ワラビのお土産まで頂きました。

町野町金蔵から里町へ移動して、こちらも見事な盆栽状の霧島や見事な庭を拝見しました。
昼食は、輪島市内で頂き、次は能登一の古木の元へ

輪島市空熊町
小さな集落は、豊富に流れる水音が響いていました。

推定樹齢500年の古木 上地家の能登キリシマ
当主が亡くなられてこの古木は、輪島市の所有となっているそうです。
根元の様子
真新しいチップが敷き詰められていました。
500年をこの地で生きてきた古木です。今は雪囲いを金属パイプでされてますが
昔は、竹などで毎年雪囲いをされたとのこと。
上地家を訪れると、ちょうど輪島市内に在住の娘さんがみえてました。
集落の雰囲気といい、古木の佇まいといい、もう一度訪れたい山間のキリシマツツジでした。
その後、能登町中斉の芦田家を訪れました。ここも2年前は、まだ開花に早く残念な思いをした場所。今日は、農面道路から真っ赤な色が確認されて、嬉しく拝見しました。
こちらのノトキリシマは、一本の古木から一重、二重、蓑咲き等々の花がみられ能登町指定天然記念物となっています。
柳田植物公園にて
遠くに満天星の天体望遠鏡のドームが見えます。
紫や真紅のノトキリシマが園内で満開となっていました。
一番最初の八兵衛では、当主の今さんが様々なキリシマツツジの種類について説明して下さり、キリシマツツジの花と名前を知る事が出来ました。どこのオープンガーデンを訪ねても、当主の方々が丁寧に説明して下さり、感謝でばかりの1日でした。

最後は、予定を変更して柳田植物公園に立ち寄り帰路につきました。 

2021年5月3日月曜日

白山麓の花便り

 源八山から花の便りが届きました。

シロバナのミツバツツジ  ツツジ科
ちょっと前の満開のシロバナのミツバツツジです。
白いミツバツツジを見ると、望岳苑への道沿いにあった木を思い出します。
わからない業者が、切ってしまったのでした。
それを知った時、昔々、市之瀬園地にあったベニバナイチヤクソウを草刈り機で刈ってしまった管理者達を思い出しました。植物を知らないで、草刈りや木々の伐採業務を受けてはいけないのでは・・・? そんな事を思ったものです。
フデリンドウ  リンドウ科
「フデリンドウは、まとまった草姿になる。
ハルリンドウは、花茎が複数出るので、広がった草姿になる。」
と記載されてました。昔、白井さんもそう教えてくれましたっけ・・・。
フデリンドウは、猿山でも見かけました。
ハルリンドウは、残念ながら、余り目にしたことがありません。
ヤマシャクヤク ボタン科
「シャクヤクと同様に
鎮痙,鎮痛作用があり,腹痛,身体痛などに用いる。
ヤマシャクヤクは、清楚な花ですが、咲くとそこだけパァーッと艶やかさが充ちてる感があります。初めて目にしたのは、望岳苑周辺でそれは植栽されたものでした。
次は、とある車道の傍。ひっそりと咲いていました。そこだけ空気が違うような・・・。
次は、経ヶ岳の登山口の辺り・・・
幸せな時間が、たくさんありました。
撮影I.Yamaguchi