2016年11月15日火曜日

加賀の山を歩く 晩秋の医王山Ⅱ

晩秋の医王山からの贈り物。

青空に映えるイタヤカエデの黄葉
クルマバハグマの綿毛
風に乗って遠くまで飛んで行きます。
トリガタハンショウヅルの綿毛
ナンキンナナカマドの紅葉
ブナの紅葉を見上げて・・・
ホツツジの紅葉
ミズナラの黄葉  残されたドングリの殻斗がお茶碗のようです。
ヤブコウジの赤い実
色づいた葉や赤い実など、
霜月の医王山は、暖色系のクレヨンで描かれた秋色の山でした。


撮影 T.Hamatani



2016年11月14日月曜日

加賀の山を歩く 晩秋の医王山

久しぶりに、上天気の山歩きとなりました。
晩秋の医王山は、青空に紅葉や葉を落とした木々の枝が輝いて迎えてくれました。
8:00 しがらくびから歩き始めます。
覗休憩舎を経て、白兀山に向かう道程のブナ林。
暑くなり、皆、一枚上着を脱ぎました。
アズキナシの赤い実が青空にきれい!! 
小兀到着。白山がきれいに見えました。
山の向こうに白山が輝いてます。
葉を落としたブナの林を行きます。
夕霧峠の展望台から南砺の散居村を望みます。
ずっと向こうには、白馬岳・剣・立山・薬師岳・・・槍ヶ岳などが連なっています。
奥医王山山頂で、早めの昼食です。
夕霧峠から288段の階段を登ってきました。
頂上からの白山 白く輝いていました。
下山路は、夕霧峠から車道を暫く歩いて・・・
急な斜面を登り、見上峠への道に合流。
ブナの木肌が日に映えて綺麗です。ホウノキも多い林。
ブナやホウノキの林が美しく、急な斜面も楽しく登ることが出来ました。
しがらくびには、13:30に到着。車に分乗して、医王の里駐車場に戻りました。
早く下山出来たので、俵町の茶房蛍でティータイムとおしゃべりたいむ。お店前で解散しました。

登山道沿いでセンブリの花後を見ました。「なるほど医王山やね」の言葉に、
この山の名の由来を思いました。
春・冬・秋と3つの季節を歩きましたが、次の季節が待ち遠しい小春日和の医王山です。

2016年11月11日金曜日

ひとときの霰

冷え込んだ朝、毛糸のセーターを着て出勤しました。
窓から見える空は青空。風が強くなったと思ったら、急に窓を叩く聞き覚えのある音。
霙?と思っている間に、霰が降ってきました。
あっと云う間に、アスファルトに白く霰がたまっていきました。

ヤマボウシの紅葉した葉を落とす強い風が止んで静かになると、何もなかったように霰も止みました。
寒くなりましたね が合い言葉のように挨拶が交わされます。

源八山の向こうの山に雪が降ったそうです。標高800mまでの初雪。
その日、寒い白峰から初雪の便りが放送されていました。
孫と歩く懐かしい顔。

週末は、寒さも和らぐようですが、
冬が足早に、山を下りてくるような思いがけない空からの落とし物でした。

2016年11月6日日曜日

返り花

良い天気の休日、予定を変えて畑で地上部の枯れたコンニャク芋を掘ってきました。
畑から帰り地元の温泉へ。
この温泉は、以前もう少し下に大きな外湯が2つありました。
縄文を意識した屋根の洞窟風呂と木のお風呂があり、海の見える露天風呂やサウナ風呂までありました。
漁り火を見ながらの入浴は、地元を感じる時間でした。
今は、隣接する宿泊施設に新たな小さめのお風呂が出来ています。

ゆっくり入浴し外に出てきたら、周囲の桜並木の花が咲いていました。


春に咲くのと違って、何だか寂しそうな11月の桜。
やがて来る季節に向かって、縮こまってるような花びらでした。


日月の歩みのたしか返り花  鷹羽狩行

2016年11月3日木曜日

奥能登紅葉狩り

宝立山の紅葉がきれいだと聞いて、母を助手席に乗せて出かけました。
柳田の神主田橋の交差点から珠洲方面に向かいます。
去年もきれいだった判官橋からの紅葉が見事でした。
判官橋で車を止めて
ブナや紅葉に松の緑がきれいです。
宝立山への道から今来た道を望みます。
山を裂いて、一本の白い道が見えます。
ブナを知らない母に葉っぱを見せて説明
宝立山頂上近くのブナの原生林
珠洲から大谷峠を越えて、外浦に出ました。
外浦の海は、風も強く高波が立っていました。 
垂水の瀧の水も風に飛び、波の花も巻き上がっています。
穏やかな奥能登の紅葉の山から、外浦に抜けると強い風と高い波・・・
青空から曇天となり、時折、雨も降る忙しい天気の中
輪島から柳田経由で戻って来ました。

海と空の色に、冬の足音を感じた紅葉を巡るドライブでした。

2016年11月2日水曜日

初冠雪の白山

初冠雪の白山の画像が届きました。
11月2日は、随分と遅いような冠雪した白山です。
角度的に、西山方面から見た白山のような感じです。

懐かしい白山の冠雪。
随分と昔、釈迦新道を歩いていて、ガスが晴れたら、向こうに白くなった白山が聳えていたのを
思い出します。10月の中旬の寒い日でした。

静かな白山を歩きたいですが、来年は1300年祭で賑やかになりそう・・・
余り人の歩かないコースを歩いてみましょうか。

撮影I.Yamaguchi

白山を歩く 秋のチブリ尾根

早朝から雨の音で目覚めた日、市ノ瀬に集合しました。
10月の山は、久しぶりのチブリ登山道を歩きます。雨具を身につけて、ザックカバーをつけて出発です。
市ノ瀬のト゜ロノキ
枝の切り口から茸が・・・
桂の君に出逢った、チブリの大きなカツラ
登山口入口のカツラや途中の大きなカツラ・・・周囲に香ばしい匂いが漂っていました。 
カツラは、思い出の木。この木を見ると思い出す景色があります。
秋色の登山道は、雨に濡れて草木が目に鮮やかです。 
ブナも色づき始めていました。
明るくなった道を戻りました。
登山道は、貸し切り状態。賑やかな話し声が響き渡り、ゆったりと歩く事が出来ました。
秋の実りもたくさん・・・
カツラやトチの大木、ブナ。チブリの木々は、初めて歩いた時と同じように、変わらずにありました。
今日は、ここまで。水場の少し上で引き返しました。

来年も又歩きたい懐かしい道です。
撮影 I.Yamaguchi