2018年5月25日金曜日

咲いた花に思うこと

温泉からの帰り、水平線上に明るく光る集魚灯が並んでいるのを見ました。
この季節、スルメイカが旬なのだそうですが、イカが不漁と聞きました。日本海に出没する北朝鮮の船の乱獲も水揚げに影響してるのかもしれません。
遠くの灯りを見ながら、日曜日に開かれるイカのイベントの準備に携わる人達の事を思いました。
翌朝、鉢のサンショウバラが咲いていたのに気づきました。去年は、2つ花をつけてくれましたが、今年は1つ。それでも、きれいに咲いてくれました。
森さんにもらった藤色のシランも咲いてくれました。春先には、他の花たちの中に埋もれて、もう駄目なのかと心配してたのですが。
庭の植物は、手当を怠らなければ、毎年、可愛い姿を見せてくれます。
魚や烏賊など海の生き物も、そして陸の生き物も、環境の変化や人の関わりなどで、去年と同じと云う訳にはいきません。
可憐な姿を見せてくれた花たちに、手当不足を反省した朝でした。

2018年5月22日火曜日

加越国境を歩く 新緑の浄法寺山

浄法寺山で出会った植物たち
オオバスノキ  ツツジ科
実は、ブルーベリーのような暗黒色
アズキナシ  バラ科
エゾユズリハ  ユズリハ科
ツクバネ(雄花)  ビャクダン科
ちょっと太めの葉っぱ
ツクバネ(雌花)  ツクバネ科
半寄生植物だそうです。
クマイチゴ?  バラ科
ミヤマガマズミ  スイカズラ科
ツクバネウツギ  ウツギ科
ツルウメモドキ  ニシキギ科  
テンナンショウの仲間  サトイモ科
ヤブデマリ  スイカズラ科
フジ  マメ科
アケビ  アケビ科
ニワトコ  スイカズラ科
タニウツギ  ウツギ科
まだチゴユリやスミレ・イワウチワも咲いていました。ヤマツツジ・ユキグニミツバツツジ・オオバクロモジやヒメモチ・ミツバアケビ・キジムシロが迎えてくれました。ヤマボウシも小さな薄緑色の萼がこれから大きくなっていきます。
新緑の登山道は、足元にも頭上にもたくさんの花々が迎えてくれました。

2018年5月21日月曜日

加越国境の山を歩く 新緑の浄法寺山

10年振りの浄法寺山。以前と違うのは、登山口までの距離です。集合時間に遅れないようにと
早めに能登を出発しました。浄法寺山青少年旅行村駐車場に集合し、8時35分出発です。
清水小場から冠岳コースを登ります。
延々と急登が続きます。
振り返ると・・・絶景かな
 冠岳を経由して、浄法寺山に向かいます。
展望岩
ブナ林の手前には、太いナツツバキの木。
白い花には、少し早かったようで残念。
雪が消えたばかりの頂上手前では、タムシバの白い花が迎えてくれました。
11時30分、頂上着。360度の山々を見渡す事の出来る快晴となりました。
白山は、白い雲を被り頂上が見えません。
スキージャムのゲレンデと経ヶ岳
経ヶ岳も5月の登山でした。タムシバやブナの新緑がきれいでした。
荒島岳
荒島は、秋の登山でした。
丈競山とそれに続く北丈競山。
遠くに、双耳峰のように見えるのが富士写ヶ岳。
頂上で昼食を摂り、12時36分頃、つつじが原コースを下山開始です。冠岳分岐からは、ほとんど平らな道を歩きます。
びんつけ地蔵
ずっとフラットな道を歩いて来たと云うことは・・・。
つつじが原だけど、ヤマツツジがまだ少ないと思っていたら、いよいよ急坂の下りが待っていました。
取り付けられたロープを頼りに、一人ずつ下りて行きます。
振り向くと、前日の雨で濡れた岩にロープ
獅子岩を通り、振り向くと今から急坂を下ろうとする人の姿がみえます。
杖を2本持っているので、尚更厄介な下山となりました。
園地の木々も大きくなり、手入れ管理が大変です。
園地を暫く歩き、管理棟に15時35分到着しました。
3年前にじょんころ広場から丈競山周回コースを歩いた時に、展望岩の少し手前の分岐から浄法寺山方面は歩いていますが、それ以外は初めてと同じような浄法寺山。
お天気にも恵まれて、早起きも忘れてリフレッシュした5月の山でした。

2018年5月19日土曜日

峠の宮跡を訪ねて

「峠の宮」は、甥が学生だった頃、探しに行こうと云われて行った場所です。
下見の折、随分と久し振りでしたが、呆気ないほどすぐに見つかりました。
熊野社𦾔跡  市ノ瀬大峠 と掘られています。
町の歴史(伝承も含)・文化を学ぼうと峠の宮跡から元の神社経由で歩く行事を行いました。
当日は、生憎の小雨模様。各々、傘や雨具を着込んで、中学校の武道館の道を挟んで向かい側から山に入りました。雨に濡れて木々の緑がきれいです。
日露戦争の日本海海戦で、戦死し流れ着いたソビエトの兵士を祀った墓があります。
昔は、駐ソビエト大使館から職員がお参りにみえていたとか
 この道を以前、よく散歩していた地域の女性がいろいろと教えて下さいます。
この竹林も以前は、向こう側の窪地手前までしかなかったそうで、今ではこちらの
道路沿いまで繁茂してきたそうです。竹の旺盛な生命力を感じるお話です。
今日のコースで、興味津々だった「峠の宮跡」。
椿と同じくらい太い藤の蔓が絡まりきれずに枯れてぶら下がってました。 
神酒を持参すれば良かったと言いながら、持って来たお茶を
供えようと・・・結局、ゴミになるのでお茶をかけてあげてました。
幼い頃、祖父と「峠の宮」へ行くぞと、杉の枝打ちに同行した思い出があるそうです。
宮跡から暫く歩いた四つ辻の市ノ瀬寄りに、その方の杉林がありました。
3日前の講義で、冷泉為広の『能州下向日記』に、この辺りにあった大寺についての記載があり、その寺の什物が現在は、真脇や松波の寺に残されているのではとのお話。
これから調査がすすめられるのかもしれません。
峠を下った上市ノ瀬の集落
田植えが終わり、水の張られた田に山々が映るのどかな風景。
市ノ瀬の熊野神社
峠から下ろされて、上市ノ瀬と下市ノ瀬の中間あたりにあります。
ほんの少し歩いてみると、日本海海戦や冷泉家の公達など、日本史にも載ってる歴史があります。ちょっと歩いて、自分達の土地を考えてみたい、考えてもらいたいなと思いました。

2018年5月3日木曜日

加越国境の山を歩く ミステリーツアー県境のブナ林 Ⅲ

ミステリーツアーで出会った植物たち 木本の写真です。
イワナシ  ツツジ科
キブシ  キブシ科  
マルバアオダモ  モクセイ科
マンサク  マンサク科
ユキグニミツバツツジ  ツツジ科
オオバクロモジ  クスノキ科
タムシバ  モクレン科  
キンキマメザクラ  バラ科
早春の花、春の花 たくさんの花々が迎えてくれました。
美しい写真で、もう一度、谷峠道を歩いてみましょう。

撮影 T.Hamatani


2018年5月1日火曜日

加越国境の山を歩く ミステリーツアー県境のブナ林 Ⅱ

ミステリーツアーで出会った美しい花々の写真が届きました。
最初は、草本
エイザンスミレ
タチツボスミレ
シロバナオオタチツボスミレ
スミレサイシン
シロバナスミレサイシン
ツボスミレ
白いイワウチワ
キンキエンゴサク
クリンソウ
ワスレナグサ
たくさんのスミレや源八山のクガイソウやワスレナグサ
同じ被写体のはずなのに、全く異なるお花を撮っているのではないかと思える程の美しい花の数々です。
撮影T.Hamatani