2018年5月1日火曜日

加越国境の山を歩く ミステリーツアー県境のブナ林

ミステリーツアーは、お天気も上々の谷峠歩きとなりました。
昔、トイレがあった場所。そう言えば・・・
どこどこ?と3月の再現のような再集合となりました。
北電の作業道を歩き、旧道に取り付く予定。
階段を上がると結構な急登がつづきます。
急登の両脇は、カエデやブナの若葉色が目に鮮やかです。
ビニールテープで腹巻きしたような杉が続く林の急な道を辿り、ちょっと一服。 
杉の倒木に並んで座って一服
旧道が見つからず、北電の作業道を峠に向けて歩く事になりました。
見晴らしの良い場所からは、遠く勝山の町を望めます。
まだまだ雪が残っていて、慎重に雪の上を歩きます。
谷峠の大杉。手前は落雷にあったのか、黒い洞になっています。
後ろの杉は、樹齢300年と説明板に書かれています。
言うない地蔵が安置されていた祠のあった場所の三本杉。
泰澄大師が箸を刺して大きくなった杉だそうで、
一本の根元から二本に分かれています。
鉄塔の所まで戻ると、白山を望む事が出来ます。ギリギリ、御前ヶ峰から加賀禅定道の山々が、美しい姿を見せてくれました。
 
風を避けて、それぞれに場所を確保し早めの昼食時間です。
新緑やタムシバに囲まれて、賑やかなランチタイム。
鉄塔とじおメンバーの風景
下山コースは、途中から車道を歩き駐車場へ下ります。
「ど根性スミレ」と驚いたら、
スミレの根には、岩を溶かす成分があるそうで、
そんなに辛い訳ではないそうな・・・それでもこんな隙間に涼しく美しく、すごい!
峠から下ろされた「言うない地蔵」の祠に立ち寄る事になりました。谷トンネルの白峰側入口に、赤岩砂岩で作られた白峰側の地蔵と福井で作られた笏谷石の地蔵が、2体安置されています。
宝珠と錫杖を手にほぼ同じ大きさの立像は、頑丈なコンクリートの祠で大雪から守られています。 
地蔵をお参りしてから、白山ろく民俗資料館に移動し、新しくなった展示とハガキ絵展を見学。
杉原家で、美味しい「かましいりこ」とネブ茶をいただき、源八山に移動しました。
エイザンスミレ
思いがけず体調を崩した為、なかなか行き先が決められない山歩きでしたが、
イワウチワやタムシバ、白いスミレサイシン、キンキマメザクラ、ユキグニミツバツツジ、キブシそして白いタチツボスミレとエイザンスミレ。フキノトウやコシアブラ、ウドやゼンマイ、ハクサンアザミにオオヨモギたくさんの山菜にも出会うミステリーツアーとなりました。
調理法や下処理方法など、いろんな情報もいただいた楽しい山歩きとなりました。

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