2019年7月20日土曜日

花の白山登山'19  南竜ヶ馬場と別山道 Ⅲ

白山登山で出会った花々のほんの一部です。
バイカウツギ  アジサイ科
ベニバナイチヤクソウ  ツツジ科
センジュガンピ  ナデシコ科
ノビネチドリ  ラン科
オオヒョウタンボク  スイカズラ科
キヌガサソウ  シュロソウ科
コケモモ  ツツジ科
ヤマブキショウマ  バラ科
ミヤマタンポポ  キク科
ハクサンフウロ  フウロソウ科
ミヤマアワガエリ  イネ科
ヒメクワガタ  ゴマノハグサ科
ツガザクラ  ツツジ科
イワツメクサ  ナデシコ科
ナナカマド?  バラ科
チングルマ  バラ科
アオノツガザクラ  ツツジ科
オオバスノキ  ツツジ科
ハクサンボウフウ  セリ科
イワイチョウ  ミツガシワ科
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)  ユリ科
クロマメノキ  ツツジ科
オオレイジンソウ  キンポウゲ科
シナノキンバイ  キンポウゲ科
黄色いクロユリ  クロユリ  ユリ科 
アカモノ(イワハゼ)  ツツジ科
オガラバナ  カエデ科
クロツリバナ  ニシキギ科
ミヤママタタビ  マタタビ科
ウメガサソウ  ツツジ科
暗くて、ピントが今1つで残念です。梅の花に似た花が下向きに咲くので
つけられた名前だそう。  
ベニバナイチヤクソウやウメガサソウがツツジ科とは・・・
古い分類体系では、ベニバナイチヤクソウもウメガサソウもイチヤクソウ科だったそうです。

まだまだ沢山の花たちに出会えた「花の白山登山」でした。      

花の白山登山'19 南竜ヶ馬場と別山道 Ⅱ

白山登山2日目。天気の予報が芳しくなく、別山行きを中止。
南竜庭園を散策することになりました。
柳谷を渡って・・・
テン場への道の脇には、雪が残っています。
雪が溶けたばかりのところには、ハクサンコザクラが群落を作っていました。
ハクサンオオバコ  オオバコ科
ウズラ葉のハクサンチドリ  ラン科
オオシラビソ(アオモリトドマツ)の雄花  マツ科
雌花は、どこ?と延々と議論が続きます。
オオシラビソの雌花は、木の上の方の青い松ぼっくり状のものだそうです。
湿原には、興味深い植物がいっぱいでした。
展望コースの方へ向かいます。
この木道の下で、昨日、2匹のオコジョの姿が見られたそうです。
コバイケイソウの群落が続いています。
花びらの中が黄色いクロユリ。3つの花をつけています。
昨夜のスライド解説によると、栄養が蓄えられて両生花をつけるらしい
さしずめ、この個体は、たくさんの栄養を蓄えた健康優良児。
めしべとおしべが見えます。
南竜ヶ馬場の植物観察を終えて、南竜山荘を後にしました。
万才谷を渡り、エコーラインの黄色いクロユリを再び訪ね、水平道を下りました。 
途中の展望台。テガタチドリがたくさん迎えてくれました。
甚之助から見る御舎利と別山
甚之助でちょっと早い弁当を食べ終えて、歩き出したら雨が強くなりました。
雨の中、高飯場のノビネチドリを見て下ります。
不動滝と板状節理
中飯場で中休憩し下ります。
サワクルミの林。すうーと伸びて緑が美しい。
合羽を着たり、脱いだりと忙しない天気。
吊り橋を渡る頃には、強くなった雨の中、別当出合の休憩舎に辿り着きました。
残念な2日目でしたが、たくさんの花々にも出逢えて、楽しい白山行となりました。 

花の白山登山'19 南竜ヶ馬場と別山道 Ⅰ

花の白山登山'19 は、南竜山荘に宿泊し、別山を目指す山行です。
コース選択の白山登山は、総勢8名に前日参加の1名プラスの9名となりました。
観光新道組2名は、8時に別当出合発。遅れて1名が8時30分頃出発。
砂防新道組6名は、8時30分過ぎに出発です。
 
甚之助小屋に到着する頃には、ガスが降りてきたり、切れたり・・・。
ミヤマダイコンソウ バラ科
南竜分岐から上、十二曲りは花盛りでした。
 
イブキジャコウソウ タデ科
ようやく、黒ボコ岩が見えてきました。
コイワカガミ  イワウメ科
弥陀ヶ原もガスで遠くが見えません。が、幻想的!!
ガスが切れて見えたのは、クロユリの群落
そして、一面のコバイケイソウ ユリ科
まだ蕾が多く、これからドンドン咲いていきます。今年は、表年のようです。
暫く待っていたら、山頂が姿を見せてくれました。
漸く会えたね。 ハクサンシャクナゲ  ツツジ科
又々、ガスと雨も混ざった中、エコーラインを下ります。
きれいに敷き詰められた石の階段を雨と競争して、南竜へ向かいます。
一日目、最後に出会った花は、黄色いクロユリ
二転三転する山の天気の中、水平道を辿ったメンバー、観光新道を経たメンバーが待つ南竜山荘に、無事に辿り着きました。懐かしい道、懐かしい花々・・・
今年は、天候が不順だからか、花たちも、一寸小さかったり、ひ弱な雰囲気だったりしましたが、変わらず迎えてくれました。同行のメンバーに感謝感謝の1日目でした。