2015年7月18日土曜日

コオニユリ

いつもの通勤コースから、寄り道をして海岸沿いの道を帰宅した日。
山側にオレンジ色のオニユリが咲いているのを見つけました。
懐かしい花を撮影です。
コオニユリ  ユリ科    
石川県では、準絶滅危惧種。
奥能登の海岸沿いではコオニユリ、加賀の山中ではホソバノコオニユリ見られるが、いずれも
減少しつつあるとの事。  河川開発、海岸開発、道路工事、園芸採取が絶滅の危険要因。
オニユリだと思っていたのですが・・・
葉の根元には、ムカゴがありません。
昔、良く見たオニユリには、茶色いムカゴがたくさん付いていたように記憶しています。
オニユリとよく似たコオニユリは、ムカゴを作らず種を作るとありました。
どうやらコオニユリのようです。
カワラナデシコ  ナデシコ科
同じ斜面に、タカネナデシコとよく似たカワラナデシコも咲いていました。
花びらが深く切れ込んで、レースのように繊細できれいです。
撫子と言えば、このカワラナデシコの事を指すようで、撫でたくなくほど可愛らしい花と云う事で名づけられたとか。別名の大和撫子は、セキチク(唐撫子)と区別する為に付けられた名前で、この花のように清楚な日本女性への美称とありました。
「草の花はなでしこ 唐のはさらなり。大和のもいとめでたし」  枕草子より

能登にも興味深い植物がたくさんありました。
浦島花子の故郷再発見は、まだまだ入口に立ったばかりです。

青空にオレンジが鮮やかなコオニユリ  7/19

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