町内を廻った御輿を乗せる御座舟の後ろに、大きなのぼりを立てて五色の吹き流しを付けた9艘の船がひかれ、湾内を練り廻り、豊漁を祈願する御船神社の春祭りです。
人手不足は、御輿の巡行にも現れているようで、去年の秋祭りに比べると御輿が廻ってくるのが遅いと云った声が聞かれました。例年、午後3時頃には湾内を練り廻ると云う御座船に御輿が乗せられたのは3時40分頃でした。
ようやく御輿が現れました。 |
御座船を始め9艘の船は、中型漁船に引かれて港内を3回廻るそうです。 |
昔は、男子しか乗せなかった船には、人不足もあって女子も乗るようになったそうです。
鐘や太鼓、賑やかな掛け声とともに、様々な文字の描かれた大のぼりを立てた船が練り廻る光景は、壮観です。 航行が始まる頃には、くす玉を割るように、つり下げられた入れ物からきらきらと金銀の紙が舞い上がりました。それは、今から始まる祭りを彩るようにゆっくりと舞い落ちます。
波静かな港内を航行し、港外に出て行きました。 |
中型のイカ釣り漁船が10艘の船を引いて進みます。 |
能登町の紹介ページには、『祭り当日は、北東から風が吹き、祭りが終わる頃には南西の風に変わり豊漁になると伝えられている。』とあります。
祭りの開催が4月から5月の連休になっても、不思議なことに肌寒くなってきました。
帰省する子や親戚が、羨ましい程に誇れる祭りがありました。
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