2015年5月19日火曜日

医王山とヒメシャガ

3月の能登の花旅で、医王山のヒメシャガが見たい!と今回の山行きとなりました。
10年以上も前に金沢の知人が連れて行ってくれたこの山で、初めてヒメシャガに出会ました。
医王山の隅々までをご存知の濱谷さんがコースを決めて案内して下さいました。
当日は、弱い雨模様の為、当初予定していた西尾平から奥の
シガラクビから登山開始です。
シガラクビ→覗→地蔵峠→箱屋谷山→大池平(昼食)→覗乗越→白兀山→シガラクビ
が今日のコース。午前中は、ハイキング気分で、昼食後、白兀山までが少し急登となります
との説明があり、小糠雨で一層緑が鮮やかな山道を歩き始めました。
至る処に、踏み跡があります。根曲がり竹を採る人の残したものだとの事でした。
大池平の休憩舎のそばのイタヤカエデ
まるで千手観音のようです。
休憩舎にザックを置いて、三蛇ヶ滝へ
雪解けで水量も多く、美しい姿を見せてくれました。
皆で探しているのは、流れの石の下にいたハコネサンショウウオ
たくさんの人の気配に驚いたのか、姿を消してしまいました。残念!!
     大池が緑を映して・・・。昔、登った鳶岩は、この上だそうです。        
サワクルミの巨木の中の登山道を登り、白兀山に向かいます。
白兀山頂上
医王山のコースの話や直近の山歩きのイベントなどの話が続き、
6月のコースが決まりました。次回は、オオヤマレンゲに出逢う山旅です。
一服後、シガラクビの駐車場に向かって下山開始。
金沢、杜の里の賑やかな通りから15分ほどのところに、こんなにも豊かな森が広がります。
土日は、すぐに駐車場が満車になるとの話に納得。幸いにも小雨模様の天気の為、乗り合って移動した4台の車も駐車出来るスペースがありました。

思い出の中よりも随分と大きなヒメシャガが待っていてくれました。
登山道の至るところでその可憐な姿を愛でることが出来ました。
ミツガシワやサワグルミ、イタヤカエデなどの巨木と緑鮮やかなたくさんの植物が迎えてくれました。
遠い記憶を手繰り寄せて、新たな医王の山を楽しむ事が出来ました。         



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