『おとりこし』とは、
浄土真宗の門徒が、親鸞の忌日である11月28日に行われる親鸞忌を繰り上げ、陰暦10月に各自の家で行う報恩講。
とあります。我が家では毎年、春三月に『ときはじめ』と一緒に行われます。
今年は、お供物のお餅も自家製で、準備万端。
「先ずは、『ときはじめ』から始めさせてもらいます。」との御院主さまの言葉で始まりました。
『ときはじめ』とは、
在家(門徒さん宅)での最初のお参りー最初の月命日のお参りを「斎初め(ときはじめ)」という。
と西山郷史先生のブログに記載されています。
白い蝋燭を立ててお経を上げ終了すると、次は(御取越)赤い蝋燭に替えてお経が上がります。その後、御文様を詠み上げて終わりました。
毎年、在宅の折りには、漠然とお茶などを出していただけの『御取越さま』。
昔は料理当番があり、母が手作りの精進料理で御院主さまをもてなしていた記憶があります。
季節毎のお寺の行事が今日から始まるのでしょう。
先日いただいたお寺の由緒や太子講などのお話を伺って、今年の御取越さまが終わりました。
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