2015年3月22日日曜日

美川を歩く

全国発酵食サミットin白山にでかけました。
クサヤや鮒すしなどを美味しそうに食べる小泉武夫さんの講演が主目的。松任駅からJRで2駅目、美川で降車。車両のドアの開閉や切符売り場等々、初めて電車に乗るような感じです。美川駅の構内には、折から開催されていた「ふくさげ祭り」の吊るし飾りがいたる処に飾られていました。
可愛らしい子供の飾り
駅を出て、きょろきょろと歩いているとすかさずガイドの人が声をかけてくれます。
ガイドの方の案内で、昔からの商家の並ぶ通りを歩きました。
「四十物」と書いて、「あいもの」と読むそうです。
鮮魚や乾魚との中間の意味で、干魚など塩で処理した海産物の総称
あいもの屋の看板のある軒先には、カレイなどが干されていました。
大正浪漫館の吊るし飾り
ふくさげ祭りの会場を後にして、発酵食品を求める事の出来る会場へ向かいました。
大好きな鯖のなれずしは、朽木のモノのや昔、取り寄せていた小浜の田烏のモノなど販売されています。寒冷地で作られている「いずし」も鰰の他にキンキのものがありました。能登で作られている鰺のすす(すし)や鰰のすしと比べてみるために、鰰のいずしとなれずしを求めました。
会場前
会場内で、お抹茶の接待
発酵シンポジウムの会場でお抹茶の接待をいただきました。
開場に向けての行列が延びるのを横目にしながらも、美味しい酒饅頭とお抹茶で、ほっこりとしたひとときを楽しむことが出来ました。
パネルディスカッションの様子
早々に席の埋まった一般席に対して、会が始まる直前になっても空席の目立つ関係者席・・・。
舞台上のパネリスト達が、真摯に現状を話す模様とかけ離れたこちら側を目にし、違うよねと話したのでした。誰に向けてのシンポジウムなのでしょう。

小泉武夫さんのお話は、『発酵の可能性 ~発酵で地域の活性化と6次産業化の実践~』
日本各地で行われている現在進行形の実践例が紹介されました。上手く行くことばかりではないけれど、ぴかぴかと艶やかなお顔を拝して、’なるほど発酵食!’ と魅力を再確認です。
味噌に醤油にお酒はもちろん、知人からもらった塩麹や冷蔵庫にある自家製の塩麹から始めましょう。
                       

                               

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