2015年3月8日日曜日

ミツバチの家

月末お世話になる木ノ浦ビレッジでは、椿の実を搾るワークショップを行っています。
椿の実は、秋にまん丸い殻が開いて地面に落ちているのがほとんどで、この季節にはないのですが、ちょっと探しにでかけました。
今日一番の藪椿  隣同士でも色まで違う位個体差があります。
椿の種探しで、足元ばかり見ていたら、ブンブンと音がします。
見上げたコンクリートの電柱の穴に、ミツバチが・・・。黒っぽいのは、ニホンミツバチだそうで、木の洞や地中に巣を作るとの事ですが、何と! 電柱に開けられた何の穴かこちらと上部の小さな穴に何匹も出たり入ったりしています。中には、花粉を運んでいるモノも・・・
カメラを構える耳元に、ブンブンと羽音がうるさい位。
 
走り出した車の中に、黄色い花粉色になったハチが一匹、紛れ込んでいました。
窓を開けると即座に飛び立ちました。

「ミツバチは大所帯で、ジバチじゃないから電柱の小さな穴に巣をすることは無理でしょう。
我々には来年が有るかも知れないけれど、ミツバチ(今年の個体)には来年はありませんから一生懸命です。」 
源八山荘主の言葉では、ここで巣作りをするのは不可能となります。
それでも今を一生懸命。
6日は啓蟄。耳元に残る羽音が、春を運んできました。



0 件のコメント:

コメントを投稿