2014年11月25日火曜日

秋の名残りの贈り物

甥と白峰へキノコ採りに行ってきました。余り期待しないようにとの連絡にも、ちょっと期待しながら・・・。季節に似合わぬ乾いた山道を歩き、仰ぎ見た木に、キノコの影。が、残念ながら採れませんし、過ぎているようでした。しかし、あたりを探していた甥が同じ木の根元を見たら・・・
乾いていたため、奇跡的に残っていたナメコです。
ナメコ採取初体験は、難しい根元に生えた株でした。
ナメコ採り初体験。源八山荘主に採り方を訊いて、壊さないように大切に採取。
移動した場所で、実は、自分もキノコ採りだけの山入りは初体験だったと気づきました。
キノコも山菜も採る時期があり、ベストの状態で採取するのが山の人達の採取方法。
勿体ないが先に立ち、結局捨てるようなものまで採ってしまいました。
キノコ採りのお誘いは初めてでした。長い白山麓の生活を改めて振り返る山道でした。
神々しい別山と御舎利山が姿を見せてくれました。
源八山荘に戻り、コーヒーをご馳走になり一服。受賞の旅や北のまほろば2000㎞の旅の話を聞きながら、準備のお手伝い時に感じた事を思い出しました。縦にも横にも、全く知らない別の世界があること、そして、別の世界にいても、普遍性のある日本人の精神性(霊性)を話の端々から感じたのでした。

楽しかった晩秋の山の時間で、まだまだ若葉マークの社会人二年生の甥が、何かを感じてくれたら大収穫だと思いながら帰路につきました。


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