2014年11月22日土曜日

すんき漬け

有史以来2度目といわれる噴火で、甚大な被害の出た御嶽山の麓、長野県木曽町で「すんき漬け体験」に参加したのは、ちょうど去年の今頃の寒い日でした。
すんきは、『複数の乳酸菌で発酵させた無塩の漬物』です。木曽すんき研究会
塩を使わず、乳酸発酵させた漬物は、お腹にも優しく、食物繊維も豊富で減塩にも威力を発揮します。
漬ける前の赤カブの葉

すんきの種
赤カブの葉を60℃位のお湯に湯通しして種を混ぜて、密閉し発酵を待ちます。色がべっ甲色になり、酸っぱい香りがしてきたら、できあがりです。
今年のすんき漬け
左 末川カブ(開田カブ)菜  右 王滝カブ菜
去年のすんきを冷凍保存しておいた種を使って、畑で栽培した王滝カブと末川カブのちょっと貧弱感のある葉っぱで作ってみました。仕込んでから3日目。ベテランに比べるとべっ甲色も淡い、初心者すんきです。
今日は、頃合いに干し上がった大根もタクワン漬けにしました。
「意地の悪い人は、すんき作りが上手い」
とすんき語録にあるようです。木曽や白山麓の寒さにはほど遠い地でのすんき作りは始まったばかりですが、次は語録どおりだと美味しくなります。

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