2014年11月13日木曜日

熊の梯子、猪のベット

初雪を迎える頃となった白山麓から、画像が届きました。
西山では、猪がカヤを刈ってふわふわベットを作ってあったそうです。使う前に、周囲のカヤを刈り取られ未使用との事でした。
カヤ場の猪のベット
真ん中の盛り上がった部分
そして源八山では、ご丁寧に柿の木に梯子を準備してあったものですから、ハツメな熊五郎にすっかりと平らげられてしまったようです。熊は梯子に立てかけてあった高バサミは使わず、力業で落とした枝が山になっています。
実をつける渋柿
幹にトタンを巻いても、梯子があれば・・・
源八山には、梅雨時に実を落とす渋柿もあり、切ろうと思っていたら、今年4つ実をつけたとか。
全く実を付けない栗の木もあるそうで、伐採して材にしようかと考え枝を打ち上げて残したら、今年たくさん実をつけたそうです。
昔、出作りに、なかなか実をつけないナシノキがあったそうです。しかも源八山の栗や柿と違い筋金入りで、脅しぐらいでは実を付けなかった。そこで、叔父さんが時々根元に火薬を仕掛け爆破していたそうです。
爆破した年は実をたくさんつけたとか。
命の危険を感じて、子孫を残す為に実をつけるのでしょうか。

様々な獣害のニュースが入りますが、梯子を使ったりベットを作る獣たちは、何だか愛嬌があります。
「梯子を外す」・・・存外人間は、野蛮な生き物だったりするのかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿