最後に白峰にお見えになったのは3年前でしょうか。車に乗り込まれた先生のご様子は勿論、お送りする人達の恩師を送る生徒のような姿が、とても印象的な秋の日でした。
ずっと昔、白峰の南番の川沿いに育苗の為のテントがありました。1日だけお手伝いに伺った時がありました。「この仕事を手伝って下さる人たちが必要です」とおっしゃられた穏やかな表情が思い出されます。
地球緑化センターから来ていた女の子と役場の職員の3人でチブリ尾根を下山すると聞いていた日、随分と到着が遅れて心配した事もありました。
折に触れその偉大さを感じてきた縁の人々は、これからも、今まで以上に、日々その思いを深め、先生の示された道を辿ることになるのでしょう。
白山麓の初冬の彩り。
遠い昔の思い出とともに、静かな時が流れているようです。
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