能登では、小さなシバタケ(アミタケ)が枯れ葉の中から顔を覗かせていました。
木々の手入れの出来ていない山では、光が入りにくく、ナメクジの格好の餌となるのか、笠が歪です。
裏の椎茸は、10人兄弟がひしめき合って、おしくらまんじゅうです。
寒さに負けずに出てきた土筆。春は、随分と遠いけれども、胞子を飛ばして役目を終えます。
寒さが育む里山の恵み。
遠くで、秋祭りの御輿の触れ太鼓の音が聞こえていました。
穏やかな秋の一日です。
『夫木和歌抄』 土筆 藤原為家
佐保姫の筆かとぞみるつくづくし雪かきわくる春のけしきは
佐保姫は、春を司る女神。対して、竜田の竜田姫は、秋を司る女神だそうです。
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