2023年6月23日金曜日

白山麓を歩く  初夏の甚之助へ Ⅰ

水無月、6月の山歩きは、甚之助小屋までです。
東の空に金星が輝く中、別当出合に向かいました。
7時30分頃、駐車場に到着。休憩舎に集合し、8時少し前に出発です。
一面の若葉、青葉の中を歩きます。
心配していたほど暑くはなく、たくさんの花々を見ながら、ゆっくりと歩きました。
9時少し前に、中飯場に到着。
大きなダケカンバ (別名:モモちゃんのダケカンバ)
『続白山紀行』の別山から一之瀬村までに、緋樺坂と云う記述があります。
樹皮が白くなり、白樺のように見えるこの木が「緋樺」だったのは、
もう少し若木の頃でしょうか・・・?白い皮を剥ぐと緋色が見えるかな?

中飯場の上の車道。遠くに不動滝が細く流れているのが見えます。
10時20分過ぎに、別当覗到着。雲の間の青空に、飛行機雲が見えます。
小休憩後、到着順に甚之助を目指しました。
火口域2キロ圏内に入り、木道を歩きます。
水分補給をする頭上を、エンジン音を響かせてヘリコプターが飛んで行きます。
甚之助の汚泥を運んでいるとか・・・
本来は、登山道沿いを飛んではいけないらしいヘリコプター
どう見ても、私達の頭上を飛んでいるんじゃないかしら?
11時35分過ぎに、高飯場到着。
ヘリが甚之助へ飛んで来るそうなので、ここで昼食を摂りました。
少し青空が見えてきました。お弁当タイムを終えて、12時50分頃、下山開始。
別当覗で、少し休憩して下ります。
14時頃、中飯場の車道を渡ります。
下山コースの横になった太い木を跨いで通った道は、
谷側に石を積んで広くなり、歩きやすくなっていました。
         
別当出合の休憩舎の赤い屋根が見えます。橋を渡って15時過ぎに休憩舎に到着。
それぞれのペースで歩いて、それぞれに花と緑を堪能した時間でした。
途中、会えたメンバーと話し、連れ立って下山出来て、二重三重に楽しい甚之助小屋行でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿