2017年6月17日土曜日

伊能忠敬の歩いた能登

享和3年に能登町にやって来た伊能忠敬の測量の跡をたどる行事を行いました。
地図作りの為、海岸線をずっと歩いて測量し記録しながらの旅を続けた伊能忠敬。
今は、そんな道を歩けませんが、宿泊した家跡や寺、遠く米山、立山、白山を測ったと日誌にある高台の日和山公園も訪れました。白丸地区では、さつまいもを地域に持ち込んだ浜谷七郎兵衛の碑や少比古名神社も訪れました。
自分たちの暮らす地域の昔々の歴史に触れる歩く旅は、地域を見つめ直す時間。参加して下さった方々が、何を感じ何を思ったでしょう。
五色ヶ浜
芋飴
白丸公民館では、浜谷七郎兵衛の導入したサツマイモで、飢饉の頃に餓死者を一人も出さなかったとか・・・そんなサツマイモで作る芋飴が地区の方々によって作られるようになりました。ちょっと芋の風味が残る甘い水飴のようです。
何日も煮詰めて作られる芋飴。甘いものが中々手に入らない頃のおやつだったのかもしれません。
地域の歴史を掘り起こし、学び体験して未来に残す。往時の人々の思いにちょっと触れた歴旅でした。

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