2023年10月27日金曜日

加越国境の山を歩く 秋の取立山 Ⅱ

取立山で見つけた秋色
ミヤマイボタ  モクセイ科
アキギリ  シソ科
コマユミ  ニシキギ科
ハイイヌガヤ  イヌガヤ科
実の色を見て、チャボガヤと言ってしまいましたが、
ハイイヌガヤも熟すると赤みを帯びるようです。
白峰では食べないで、油を取ったとのことですが(戦争中は、供出してたとか)、
図鑑では熟するとやや甘味があって食べられるとありました。
コハウチワカエデ?
コアジサイの黄葉
タカノツメ  ウコギ科
ホツツジ  ツツジ科
ミズナラ  ブナ科 
ミズナラの葉っぱの頂芽に、ついてるのは・・・?
ミズナラメウロコタマフシ だそうです。
これを作ったのは、ミズナラメウロコタマバチ(タマバチ科) で、
鱗状の虫えい(虫こぶ)は、熟すると地上に落下。
終齢幼虫は、虫えい内で越冬、その先は・・・?
ハウチワカエデ?
ミネカエデ?
 マンネンスギ  ヒカゲノカズラ科
スギと云うので、樹木? ヒカゲノカズラ科だとシダの仲間。
昭和36年発行の『牧野新日本植物図鑑』に記載がありました。
夏に枝の頂端に無柄の長さ2~3㎝、円柱状の胞子穂をつけると記されてます。
これは、胞子嚢穂(ほうしのうすい)というそうです。
その穂をつついたら、白い煙のようなもの(胞子?)が出ました。

ヒカゲノカズラの仲間は石炭紀(3億7千万年~2億9千万年前)に栄えたそうです。
そんな昔から、ずっと生きている植物でした。
ハウチワカエデ? 赤い実は、ナナカマドです。
ヤマシロギク? キク科
ツルリンドウの実
ヤマウルシ? ウルシ科
鋸歯がある?と思ってたら、若木の葉には、あらい鋸歯があるとありました。
取立山を歩いて、不思議に出会いました。
たくさんのカエデ類の違いは❔
ミズナラについた鱗状の実は❔  
ヤマシロギクとシラヤマギクの違いは❔
❔ばかりの登山道。知ってたら、もっと面白い❔

澄み切った青空と錦繍の登山道を賑やかに楽しく歩いた取立山でした。

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