2023年9月22日金曜日

白山山系の山を歩く 初秋の三方岩岳 Ⅱ

ふくべ谷登山道コースで出会った植物や茸たちです。
実をつけたツクバネソウ
イグチの仲間のきのこ  食べられるらしいです。
手前の5枚の葉っぱは、コシアブラのよう・・・大きくなったら食べられますね。
赤い実をつけたゴゼンタチバナ
良く見ると赤い実のついてるのは、葉っぱが6枚のものが多い。
これは何でしょう?
ツツジ科の植物のようですが・・・?
『石川県樹木誌図譜』より
ウスギヨウラク(左) 1前年度の果実をつけた枝、
ウラジロヨウラク(右) 1果枝
どちらも、果実が良く似ています。どちらも実は上向きにつくとあります。
上の画像は、どちらでしょうか???
真っ赤な実をつけたナナカマド
ミズナラのどんぐり
今年は、並みの付き具合だそうで、町部への熊の出没も少ないと
ニュースで、県の環境部から報告されていました。
???富山県などでは、今年は山の木の実が不作と伝えられてます。
石川県の報道は、私の勘違いかもしれません。すみません。
いづれにしても、山に入る折には、熊鈴などをつけて要注意ですね。
アキノキリンソウ
ゴマナ
久々に出会いました。
ツバメオモトの青い実
葉っぱが見えず大きな実だけが、目立っていました。
ママコナと言って歩いてましたが、喉の部分が黄色く盛り上がってるので
どうやらミヤマママコナのようです。拡大すると・・・↓
花喉の両側に黄色い班がある とあるように、黄色い膨らんだ班がありました。
山歩きに虫眼鏡を持参すると・・・なかなか歩が進まないかもしれませんね。
葉っぱに鋸歯があるのは、ヌルデに似てますが、茎に翼がありません。
万太郎言いそう?「おまんは、誰じゃ?」
ウルシやヤマウルシの若木の葉には、鋸歯があるそうで、これはヤマウルシ?
ムラサキシメジ
傘がつるつる光っています。ちょっと見、食べるのに勇気がいりますが、
食用きのこの部類。しかし、良く火を通して食するのが良いそうです。 
右は、ヒメコマツ(確か、松ぼっくりが小さかったような)
左は、檜皮を取ったような木肌、檜でしょうか?
檜の根元がクネクネ
カライトソウ バラ科   が残っていました。
薄紫色のノコンギク 
短いコースながら、たくさんの花や木々に出会いました。
酷暑を経て、久しぶりの山歩き。雨との競争のようになったのは残念でしたが、
面白い出逢いがたくさんありました。
帰路、能登里山海道では、突然、バケツの水をひっくり返したような強い雨が降ってきて、
ワイパーの効き目もなく、とても怖い思いをしました。
幸い、後続の車もなく、ゆっくり走る事が出来ました。
しばらく行くと、嘘のように晴れ渡り、何とか無事に帰りつきました。
総行程389.2㎞+1.7×2=392.6㎞の一日でした。


0 件のコメント:

コメントを投稿