2024年3月20日水曜日

庭の春

庭の春は・・・
元は、森さんから来た「クリスマスローズ」
森さんからもらったクリスマスローズを、株分けしてもらいました。
痛んだ葉は、切り取った方が良いそうです。
薄いピンクと薄い緑のコントラストがきれいです。
黒っぽいピンクのクリスマスローズ
手取り川ダム湖の椿
先に咲いた花は、残念な事に痛んだ花びらでしたが、葉裏に隠れるように咲いたこの花は、
痛みがのない綺麗な花びらでした。開き方が山茶花のようです。

庭の花をじっくり愛でる気持ちを忘れていましたが、花たちは開花の春を忘れずに、綺麗に咲いてくれました。 
       
花たちから目を上げると、昼の月が出ていて、その下を飛行機が光って飛んで行くのが見えました。

2024年3月17日日曜日

最後の配給品

 前日、「翌日の11時から残った配給品の仕分けを手伝って下さい」と放送がありました。
近所に住む叔母と連れ立って、出かけると、配給品の仕分けは終わっていました。
車を取りに出かけ、11時には早かったので、班の家の分を車で持ち帰り、各家に配布しました。

1月1日の地震後、翌2日には、婦人会の方々の炊き出しがありました。
たくさんの配給品は、町内で均等に仕分けして配布されました。
婦人会の皆さんや他県から来て下さった方々のたくさんの炊き出しも、その都度、放送があって知らせてもらえました。
最後の配給品は、2ℓ入ペットボトルに入った水6本と
ご飯5パック、おかずの缶詰2缶です。
 知り合いの地域では、残った配給品を分ける事なく、区長さんが別の避難所に持って行かれたと聞きました。
被災者の為にと、送って下さり、各地域に分けられた品々は、そこに住む人達に平等に分けていただく事を送って下さった方々は、考えておられたと思います。
そんな話を聞いて、我が地域が特別なの?
そうではなく、当たり前ではないかと、とても残念な事でした。

当たり前が当たり前でなくなるような今、
各地からたくさんの配給品を送っていただいた事、そして均等に地区民に分けてもらえてた事に、感謝です。

2024年3月8日金曜日

不思議な風景

 4日からゴミカレンダー通りのゴミ収集となり、金曜日の8日は、可燃ゴミの日。
7時20分頃、海辺のゴミステーションへ、45ℓ入りのゴミ袋を持って行きました。
風もなく穏やかな浜辺
少し歩いて、遠回りして家に戻ります。上の道から階段を下りようとしたら・・・
何やら、不思議な形のテントが見えました。
玉ねぎの頭のようなとんがり帽子型のテント
道を少し先に歩くと、藪の中にもう一つのテントが・・・?
不思議なテントをやり過ごして、もう少し先に行って、朝の海を見下ろしました。
今朝の海は、静か
静かな海を眺めて、来た道を下り始めると・・・
なんと、3つの玉ねぎテント
不思議な形のテントに、??? 近所の叔母宅でも???
その後、海辺のパスタ屋さんが、同じ形のテントを設置して、仮設住宅のようにしているようなニュースを見ました。このテントも同じなのかな・・・?
不思議な風景に、心に細波が立つような朝の時間でした。

このテントは、インスタントハウスと言って、愛知工業大学教授の方が開発したものだそうです。
開発のきっかけは、2011年の東日本大震災の折「仮設住宅になぜ何カ月もかかるの。大学の先生なら、すぐに建ててよ」と避難所で小学生に掛けられた一言だそうです。 
テント生地を送風機で膨らませて、内側にスプレーでウレタンの断熱素材を拭きつければ完成。とありました。
スマートニュースより
先日、宇出津の避難所となってる建物の隣の広場にも、いくつか置かれていました。
プライバシーが保たれ、この季節、暖かく過ごせる室内が何よりです。                                               
2024.3.19

2024年3月2日土曜日

雪の朝

朝、起きて窓を開けると、白くなっていました。
裏の荘川桜
裏に置いた大きなゴミ箱のような物に、山水をいれます。
右下は、大きな盥です。山水は、トイレに使います。
石切り場跡上の木には、いつも鳶がとまります。今朝は、2羽でした。
きれいな鳴き声は、一羽のようです。番でしょうか?
真っ白だった景色も午後には、雪は消えていきました。
隣家の樋から、屋根の雪が溶けて落ちる水音が大きく聞こえます。
お互い1人暮らしの友達との長電話を切ると、夕ご飯の準備の頃でした。
衣をつけ準備してあったミニトンカツを、フライパンに少量の油を入れ、焼き付けて出来上がり。
油の処理を最小限にして、夕食の準備が終わりました。

2024年2月28日水曜日

久しぶりの遠出?

 工夫してくれた水汲み装置が稼働しなくなり、23日からは一日置きに水汲みです。
午前中、裏の山水をバスタブに運び終え、一息ついて土手を見上げると綺麗な椿があったので、花ばさみを手に土手に上がってみました。
近寄ると、花は少し痛んでいます。諦めて降りようとしたら、足元にフキノトウの鮮やかな薄緑色が目に飛び込んで来ました。
雨に濡れて、一層緑が鮮やかです。
天ぷらにすれば、美味しそうですが、躊躇してしまうのが、
後片付けが大変だから? いやいや単なるズボラです。
午後からは、穴水まで出かけました。
姉宅の飼い猫タマの餌が、かかりつけ医院に入ったようです。
能登町以外へは、1月5日に珠洲市へ出かけて以来です。
老猫タマは、人間とは違いぱっと見、年老いた感がありませんが、人間年齢だと、とおに80歳を過ぎてるようです。人と違って、年寄りに見えなくていいなぁと思って見てしまいます。

穴水への道は、トンネルの手前で損壊してるようで、能登空港先の交差点を右折して、三井のT字路を左折して向かいます。門前とのT字路を直進して入るトンネルは、電灯がともっていなくて、姉が「電気が来てない」と不安そうに口にしました。

かかりつけ医院は、黄色い紙(要注意)が貼られていました。
久しぶりにとコメリ書房に入ると、店員さん達が、本を書棚に並べてる最中でした。
店を出て、帰路は、穴水インターから能登空港インターまで里山海道を走り珠洲道路に出ました。
里山海道は、穴水インターから下りだけの片側通行として利用できるようです。
道路の損壊状況に怖くなりましたが、きちんと案内表示があり、先行車に倣い、ゆっくりと低速で走りました。
 
天坂のコンビニが開いていたので、お昼用にサンドイッチを買い求めました。
イソがつくだけで、わぁ可愛いとなるのは、ツートンカラーの色合い?
白山麓から戻って初めて見た派手な色合い?ヒヨドリも可愛いのですけれど。
姉を送り、車に乗ろうとしたら、向かいの家の屋根にイソヒヨドリが止まっていました。
綺麗な青空とイソヒヨドリのツートンカラーが、目に鮮やかです。

叔母にお土産のフルーツサンドを渡して、家に帰りました。
久しぶりの遠出運転、ちょっとナビには程遠い姉の道案内に、不安もありましたが、
何とか無事に帰る事が出来ました。遠出の運転にリフレッシュでした。

2024年2月19日月曜日

水が来た・・・?

今朝は、毎週4日ある可燃ゴミの日です。
可燃ゴミを2袋ゴミステーションへ持って行くと、今朝も海の向こうに雪を被った山々が見えました。上の道に上がって、きれいにと頑張りましたが、今一つで残念です。
ここの所、海の向こうに山並みが見える日が多いように感じます。
家に戻り見てみると、裏の榾木の椎茸が大きくなっていました。
1つだったけれど大きくて、取ってトースターで焼いて、醤油を掛けて美味しく頂きました。
能登てまりと親戚?
昼食後、松波郵便局へ郵便物を取りに出かけ、姉宅に立ち寄り、おしゃべりして家に戻りました。

夕方、炊き出しがつくモールであると友達から電話を貰った姉が、叔母の分と3人分、貰ってくるよとの事。今日も逞しい姉です。
叔母にその旨、連絡すると「水が出てるよ。最初は濁ってたけど、今は綺麗な水が出とるわ」と言われました。
17日朝、すぐに止まった事があったので、余り期待せずに、カランを上げると水が出ました。
次に洗面所のカランも上げると水が出ました。
通水検査をしてるのだなと思い、余り大騒ぎせずにいつも通りで、です。

姉がちゃんぽんを持って来てくれたのは、5時少し前でした。
冷めないうちにと、ちょっと早めでしたが、姉と2人、ちゃんぽんで夕食でした。
14日に小木であった炊き出しと同じ方々の炊き出しのちゃんぽん。
具沢山で美味しく、お腹いっぱいです。
姫地区でも、炊き出しの案内放送があります。
1月2日、地震の翌日に始めての炊き出しの案内が流れ、鍋持参で、大きなおにぎりとお汁を貰って来ました。2月中旬には、違う町内なのに従姉の電話で炊き出し場所に行くと、厨房の男性2人が準備された物を、知り合いの人が袋に入れてくれました。
子供じゃないけれど、お菓子を入れた袋まで持たせてくれました。

又、届けられた配給品は、住む町内では、各戸に配布できるように仕分けして、取りに来てもらったり、来れない人には、届けたりしていました。
小さい地域だから、各戸の状況もわかり、出来る事なのかもしれません。
しかし、同じような小さな地域では、違う方法での配給なのか、残念な話を耳にして、こんな時にと思ってしまいました。

自衛隊のお風呂が、能登町でもいろんな場所に設営されているので、一番近い松波中学校の運動場傍に設営されているお風呂にも、1月11日からは、何度か入りに行きました。
湯舟も深くて、とても温まります。待合所も暖かくしてあって、長く待っても、皆さん、感謝感謝の面持ちです。
その後、姉の町内に水が通り、シャワーに始まって、お風呂を貰っています。

同じように非日常の日々。助け合って、心穏やかに過ごしたいものです。
たくさんの方々にお世話になって暮らす日々です。感謝・感謝です。

※この日、通水検査で出ていた水は、翌日の夕食後には止まってしまいました。

2024年2月18日日曜日

今日の炊き出しは・・・

パンがなくなり、昨夜、仕込んだパンの焼きあがりは、7時30分。
焼きたてパンを食べる予定が、ゴパンの時計が遅れていて、押し麦入りご飯の朝食となりました。
洗濯機を回して(断水中なので、裏の山水を洗濯機に引いて洗濯をします)、洗濯をして干しました。
昼過ぎに、姉が小木の炊き出しで貰ったおやきと豚汁を持って来てくれました。
1つかと思ったおやきは、3個、袋に入ってます。豚汁も具沢山です。
我家で、炊き出しのおやきと豚汁で、賑やかな昼食でした。
美味しいおやき ご馳走様です♪
信州へ旅する事があったら、絶対買うぞとチラシを保存です。
昨日も、姉は炊き出しで、たこ焼きと汁を貰ってきてくれました。
昼が終わっていたので、夕食で美味しく頂きました。
夕方、バラ色に染まった空と海上の山並み
美味しい炊き出しと届けてくれる姉に感謝して、今日も終わりました。