石仏の本を見ていたら、なんとも面白い狛犬発見。おまけに場所は、輪島市三井町とあります。
これは、見に出かけなくてはなりません。
大幡神杉伊豆牟比咩神社 おおはたかんすぎいずむひめじんじゃ |
あれっ 普通の狛犬? |
大正八年一月一日 仁行 浦三郎左衛門 とあります。 |
奥に鎮座していたのが、この狛犬 笑っちゃうような、なんともユーモラスな表情の「阿形」 |
こちらは、「吽形」 |
大きな口を開けて、笑っているみたいです。 |
鑿跡もきれい |
手前の普通の狛犬が大正八年に祀られたとしたら、それより前に祀られたものでしょうか?
阿吽とは、インドのサンスクリット語で、最初と最後の言葉で、物事の最初と終わりを象徴しているそうです。
「日本参道狛犬研究会」なる組織があるそうで、神社のアイドル狛犬を様々な角度から研究し愛でているそうです。その会報誌の編集長によると・・・
狛犬が神社に置かれるのが一般的になったのは、江戸時代の事。神社の歴史を考えると、新しい習俗のようです。空想上の狛犬を彫らねばならない石工さん達は、苦労したようで、日本全国に面白い造形のものが数多く生まれたとか・・・この神社の狛犬も、さしずめそんな風に石工さんに彫られたものなのでしょう。
久し振りに、わくわく楽しくお参りした如月初旬。
同行の友人は、そんな友の姿が不思議だったかもしれません。
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