白山麓からアサギマダラの画像が届きました。
『文字を考えると葱の嫩葉(わかば)の色になり、緑味をおびた色のようであるが、実際には「水色」よりやや濃い色、蓼藍で染めた薄い藍色をいう。』とあります。
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藍の生葉染め 左側は、薄い藍色、右側は薄い浅黄色? 水に入っているので濃い色にみえますが、乾くと薄くなります。 不思議な事に、同じように染めてても、年によって微妙に色が違いました。 |
白山麓在住の折、施設の傍で蓼藍(椿葉)を植えてもらい、生葉染めをしました。
素人がいろいろ試行錯誤して、参加者も募って楽しんだ頃を懐かしく思い出します。
あの生葉染めの薄い浅黄色と薄い藍色の中間色が、アサギマダラの翅の色でしょうか。
図鑑がなくて、ネットなどで調べると、体は、頭・胸・腹に分かれているとのこと。 「胸に2対の翅と3対の脚がある」とありますから、水玉の模様のあるのは胸なのかな? |
羽根を開いた姿を上から見る事が多いアサギマダラ、横から見ると・・・
白い水玉模様の胴体が見えて、一瞬、胴体と思ってたのは、どうやら胸のようです。
胸も胴体も同じかな・・・?
翅でアサギマダラを確認していましたが、思わぬところに、結構派手な模様がありました。
いつも見てる開いて止まった姿は、一部分でしかなかっのでした。
台所から見える外には、ほんの少しフジバカマが咲いています。
彼らを引き付けるには、残念ながら少なすぎて、姿を見せてくれた事はありません。
以前、狼煙の海岸で見かけたアサギマダラたちは、寄り道しないで、白山麓や宝達山に一気に飛んで行ったのでしょう。
アサギマダラの浅黄色から、遠い昔の生葉染めも懐かしく思い出しました。