随分と久しぶりの白山市立博物館。
取立山登山の前日、博物館で開催されている『白山への道 ~白山下山仏と禅定道』展に
出かけて来ました。 以下は、図録からの画像です。
図録の表紙 林西寺所蔵の薬師如来坐像 正徳2年(1712) もと湯本薬師堂の本尊。檜材、一木造り 薬師堂は、湯之谷左岸の白山温泉にあって、明治七年の白山仏体下山の際、 他の越前禅定道の下山仏と共に林西寺に移された と記されています。 |
鎌倉時代 元六道地蔵堂の本尊 六道地蔵堂は、御前峰北西部中腹、標高2600m付近にあった。 |
この地蔵菩薩は、図録には、「火災にあったとみられ、全体的に地肌が荒れている」と記されていますが、とても存在感のあるどっしりとした綺麗な地蔵菩薩坐像でした。
尾添の白山下山仏社に保存されています。 昔、尾添の林源常さんに案内していただいた事があります。 |
能美市所蔵の白山曼陀羅 |
林西寺所蔵の白山曼陀羅 二幅の軸になっていたのを繋ぎ合わせたそうです。 |
(もう、交代されてるようです。)
近くにいた人と、「仏像の移動は梱包も含めて大変でしょうね。日通の仏像専門の部署が担当されたりしてるのテレビで見た事ありますけれど。」と知ったような口を利いたら、制服の胸元を示して、「私がそこの者です」と返されて、えーっと顔から火が出る如くでした。
蓮華座の花弁や指先等々、細かく繊細な所が特に気を遣う等々のお話も聞きました。
偶然にも、歳月を重ねた文化財を運ぶ苦労を教えてもらえた時間でした。那谷寺所蔵の白山曼陀羅も展示されていました。
その他、県立歴史博物館蔵の垂迹曼陀羅と山岸家所蔵の垂迹曼陀羅が展示されていて、
良く分かりもしないのに、見比べながら係の人と、違いを話し合い楽しい時間でした。
ガラスで仕切られた向こうの大きな白山曼陀羅は、禅頂への道沿いの記載が、余りに遠く小さく、きちんと見えないのが、とても残念でした。
せめて、手元で確認できるものがあれば、又、それぞれの曼陀羅の違いについても教えてもらえたら、「白山への道」を興味深く知る機会となったでしょう。
石川県中で開かれている百万石文化祭・・・平日とは云え、入館者が他にいなくて静かな企画展でした。
※垂迹曼陀羅は、白山の神々を描いた曼陀羅です。
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