2024年2月15日木曜日

寺を経て

門徒寺を経由して小木を歩きました。
紅梅越しに、海の向こうに雪の山並みが見えます。
角を曲がると、御船神社の向こうに、お寺の大きな屋根が見えました。
手前の神社の石垣は、崩れています。
寺の手前から、恵比寿神社の建物と鳥居が見えます。
手前の親鸞聖人の銅像は、倒れていましたが
町指定文化財の「磯越の松」は変わらずありました。
寺の門右手の小木石の石垣は、無残にも鐘楼の足元手前まで崩れていました。
小さい頃、お稚児行列で白塗りされた時の冷たさ、亡き母たちとお参りに行きいただいたお講料理、御取越での先代住職や現住職のお話や現住職に教えていただいたお寺の由緒等々、様々な事が思い出されます。
震災以来、仏壇前でお経を唱える時間もなく、お花の水を替えたりするだけとなりました。
DVDを流して下手なお経をあげられる日常、お寺にお参り出来る日常
そんな日が、早く戻ってきますようにと思いながら、寺への坂を下りました。 

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