R249号線から県道40号線に入り、旧上黒丸小中学校を過ぎてすぐ右手に、会場の池ノ上家がありました。
四季時間@池ノ上さん家 -金津史佳テキスタイル作品展-
民家の中に、化学染料で染めた絹を使ってつくられた作品や版画の作品が展示されています。
猪被害の話を聞いて、作られた絹のイノシシ 悪いイノシシも何だか可愛らしく見えて来ます。 |
能登のぜんまい コゴミにも似てて美味しそう・・・ |
トカゲ?いろんな葉っぱを並べて形作られていました。 |
久々の染め体験 漆の木で木綿を染めます。 |
国指定重要文化財 黒丸家 |
奥能登型の農家形式成立以前の形式をとどめた間取りを持ち、きわめて格調の高い建物で、建築年代は、元禄年間(1688~1704)まで遡ることのできる石川県下で最も古い民家だそうです。(石川県の国指定文化財より)
屋敷の裏手から煙りが上がり、前庭の干し物を取り込む人影が見えました。
染め上がったバンダナ 相変わらずのデザインですが、漆の色初体験です。 |
展示作品や初体験の染めに感激する友人を傍目に、地域のまちおこしの苦労を垣間見る思いでした。
池ノ上家では、80才のおばあちゃんが作られた古代米に黒豆の入った餅をいただきました。
一緒に染めをしていた地元の男性は、てくてく上黒丸 と云うマップで地域を紹介して下さいました。
今は、宝立山が紅葉の最盛期だそうです。
マップの裏面には、総務省「過疎集落等自立再生対策事業」により作成しています。の記載。
ちょっとお洒落なマップを片手に、10地区に10の神社の残る上黒丸地区を歩いてみたくなりました。
来春、新緑のブナの頃、宝立山をてくてくと・・・
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