2016年4月4日月曜日

早春の能登を歩く 古道ヒデッサカ 1日目

早春の能登を歩く、今年は旧内浦町のヒデッサカを歩きました。
ここは、かほく市在住の室井さんが何度も歩いておられるコース。
今回は、室井さんに案内していただきました。
木郎歴史古道の案内板
木郎・・・若山荘の内のひとつ木郎郷
明治22年には周囲の村が合併して木郎村となる。
凝灰岩が浸食されて作り出された風景
礫も混ざり、ざらざらと滑りやすく要注意!!
相対峙する狛犬のような造形
積み重なった層に鉄分を含んだ層が重なり、松が一列に生えていました。
凝灰岩地形を過ぎて、大きなヒッコリ類の珪化木の横たわる広場に到着
珪化木公園を初めて訪れたのは、2014年の7月。訪れる人も余りいないような暗くて寂しい場所でした。
階段を上がり、この大木を初めて目にしたときの感動!一人っきりの広場で「すごい!!」と大声を上げていました。
上の方にあった珪化木の欠片も同じ方向に倒れていました。
珪化木を見ながら、階段を下りると能登町の大地の歴史の看板
医王山噴火の記載があり、白山よりも早い噴火に驚きです。
 
珪化木公園からあまめはぎ広場に戻り、木ノ浦の宿泊地へ移動です。
途中の温泉施設も案内し、久しぶりに海沿いの道を行きました。
見附島近くの温泉を楽しむメンバーを待つ間、久しぶりに軍艦島見学
周囲の看板の多さと観光客の数に驚きでした。
1年ぶりの木ノ浦の海
去年と違って穏やかな顔を見せてくれました。
目にして歩いた風景は、遠い記憶の中にあるような・・・。小木石の石切場だった場所や海に迫る木々の生えない地形は、大きくはないけれども紛れもない同じ凝灰岩の地層。
福井の笏谷石は、キメが細かくきれいな緑色。凝灰岩はグリーンタフと云うのだと言われて納得です。
白山麓に、緑がかったお地蔵さまがたくさん安置されていたのを思い出します。
どこで噴火して火山灰が堆積したのだろう・・・そんな話をしながら歩く能登の里山。
木ノ浦の静かな宿の夕餉の後、白山の花と2015年度の行事の様子を鑑賞して、1日目が終わりました。

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