2021年5月8日土曜日

能登キリシマツツジ探訪

公民館行事で、能登のキリシマツツジ探訪に出かけました。
今回は、輪島市と能登町のオープンガーデンを訪ねます。

石川県指定天然記念物の五十里(イカリ)のキリシマツツジ(紫霧島)
二年前に訪れた時は、開花前で寒い雨の中、今は亡き持ち主の酒井一以さんが
缶の甘酒を振る舞って下さいました。ご冥福を祈り、名花を観賞しました。
次に訪れた輪島市町野町金蔵の石崎家庭
20代から少しずつ増やして手を掛けたキリシマツツジやレンゲツツジ等々
が美しく、山野草や桜、欅も幼木から育てられたそうで、とても
見事な庭は、畑だったところに作りあげられたとの事でした。
参加者全員に、ワラビのお土産まで頂きました。

町野町金蔵から里町へ移動して、こちらも見事な盆栽状の霧島や見事な庭を拝見しました。
昼食は、輪島市内で頂き、次は能登一の古木の元へ

輪島市空熊町
小さな集落は、豊富に流れる水音が響いていました。

推定樹齢500年の古木 上地家の能登キリシマ
当主が亡くなられてこの古木は、輪島市の所有となっているそうです。
根元の様子
真新しいチップが敷き詰められていました。
500年をこの地で生きてきた古木です。今は雪囲いを金属パイプでされてますが
昔は、竹などで毎年雪囲いをされたとのこと。
上地家を訪れると、ちょうど輪島市内に在住の娘さんがみえてました。
集落の雰囲気といい、古木の佇まいといい、もう一度訪れたい山間のキリシマツツジでした。
その後、能登町中斉の芦田家を訪れました。ここも2年前は、まだ開花に早く残念な思いをした場所。今日は、農面道路から真っ赤な色が確認されて、嬉しく拝見しました。
こちらのノトキリシマは、一本の古木から一重、二重、蓑咲き等々の花がみられ能登町指定天然記念物となっています。
柳田植物公園にて
遠くに満天星の天体望遠鏡のドームが見えます。
紫や真紅のノトキリシマが園内で満開となっていました。
一番最初の八兵衛では、当主の今さんが様々なキリシマツツジの種類について説明して下さり、キリシマツツジの花と名前を知る事が出来ました。どこのオープンガーデンを訪ねても、当主の方々が丁寧に説明して下さり、感謝でばかりの1日でした。

最後は、予定を変更して柳田植物公園に立ち寄り帰路につきました。 

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