天気予報とにらめっこしながらの登山。
大日山を歩きました。大日山(だいにちやま)と言えば相撲取りの四股名のようでもありますが、山岳信仰のある山名だと大日山(だいにちさん)と言うそうな・・・
集合場所に集まった面々は、実施 or 中止? と云った感じでしたが、いつものように実行です。3台の車に分乗して、大日川沿いの道を遡ります。
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木地小屋の登山口にあるお地蔵様 可愛いキティちゃんや兎の置物も一緒です。 |
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出発前の挨拶 |
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熊の平までは、水平道を歩く如く・・・ |
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沢を4度渡ります。 |
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熊の平は、杉林の中。休憩タイム |
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いよいよ急登の始まり。昔、歩いた新保峠の道を思い出します。 |
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熊の多いところ。そこら中に歯で皮を剥いだ杉の木が目に入ります。 |
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杉林を過ぎると気持ちの良いブナ林が続きます。
木々の葉っぱが雨を受けてくれて合羽を着る必要がありません。 |
11時頃に、カタクリ小屋に到着しました。
希望者だけ荷物を小屋に置いて、大日山に向かいます。この道も暫く行くと急な登りが続きました。最後の登りだと言われてからの登りの長かった事・・・まるで蕎麦屋の出前だと茶化しながら霧の中を歩きました。
戻り道で出逢ったメンバーは、3人それぞれ時間差で登って来ました。最悪だったのは、米と水を持ってたのが最後に登って来た人。3人は、最後の彼が到着するまで昼ご飯にありつけません。我慢、我慢・・・
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下山前に、小屋の横で証拠写真撮影。 |
既に昼食をすませた居残り組から、いろんな話を聞きながら昼食を摂り、下山コースの希望を確認して一番短い登って来たコースを下りる事に決定です。
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それでも、やはり急な登りは、急な下り道である訳で・・・ えっこんなとこ、登ったっけと口々に言いながら下山です。 |
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最後の沢渡りが終われば、登山口までは楽ちんコース |
15時過ぎに登山口に到着しました。
大日山は、1,368m。そんなに高い山ではないけれども、急な登りが続き夏でもあり、ハードな登山となりました。案内の西野さんは久し振りの大日山との事。記憶も少し曖昧でしたが、千束谷の千束ノ滝や大日川の本流に注ぐたくさんの支流の谷の話、廃村となった集落に昔泊まった話等々、様々な面白い話を聞かせてもらいました。炭焼きで暮らせなくなった頃、離村する人達が増えて廃村となった集落が登山口まで続きました。
その反面、別荘が建ち並び季節毎に人口が増える集落も・・・暮らしの豊かさを追い求めて、人々は山奥の自然に入ってくるようです。
雨がぱらつく生憎の天気でしたが、その為暑すぎずに歩く事が出来ました。
集合場所に戻った時の下界の暑さ、ふぅー現実に戻った瞬間でした。
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