昨年の地震以降、能登町でも仮設住宅で暮らす方々がおられます。
親戚を訪れた折、仮設住宅の入り口のフェンスできれいな朝顔を見つけました。
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朝顔は、仮設住宅が建てられている元小学校のグラウンドのフェンスに 絡まって咲いていました。 |
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この朝顔の葉は、昔よく見た朝顔の葉は少し違っています。 それにしても、艶やかな紫に入った白い模様がきれいです。 |
きれいな朝顔から道を挟んで、こちら側の畑の手前には、濃いピンクの花が咲いていました。調べてみると百日紅と出ました。百日紅は、見上げて花を見ていましたから、花をまじかに見る機会も、そんなにありませんでした。
写した花は、もう終わり頃のようです。
たくさんの花に見える花びらは、皺が多くてと記されています。
猿も滑ってしまうような木の肌だから百日紅と言われたと、聞いた事がありますが、
本当の所は、どうなのでしょう。
木の肌は、つるつるしててリョウブなどと同じような感じです。
図鑑には、幹はなめらかで、淡褐色の薄い樹皮がはげ落ちたあとが白い とあります。
なるほど、あの模様は、樹皮がはげ落ちた跡だったようです。
木なのに草本のミソハギ科。
江戸時代以前に渡来したそうで、原産国は中国南部とあります。
きれいな色に魅せられてスマホで写したお陰で、百日紅の故郷まで知る事が出来ました。
10月半ばの朝顔と百日紅、いろいろと知った帰り道でした。
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