2016年3月13日日曜日

縄文真脇ワークショップ

国指定史跡縄文真脇遺跡の傍らにある真脇遺跡縄文館で開かれた「縄文小屋をつくろう」の行事に出かけました。午前中は、遺跡発掘に関わった関係者の講義がありました。
小さな研修室は、あっという間に満室となりました。
苧から繊維をとりだして、撚った縄
固い繊維をとても綺麗に撚りあげてありました。
 
苧を編んだ布(アンギン)
縦糸の間隔が少し広め・・・横糸をもう少し詰めれば綺麗な布になりそうです。
 
古代米のおにぎりとイノシシ肉入りの味噌汁  
イノシシは、近くの河ケ谷(カガタン)で捕れたもの 古代米は、縄文遺跡真脇館近くの体験田で作られたそうです。
ヤマドリのすまし汁
こちらは、縄文遺跡真脇館近くのガラス戸にぶつかったもの
美味しいと言われるヤマドリの汁と骨入り団子初体験。
とても美味しい出しが出ていました。
体験ワークショップの終わった現場
遠くの廃線となった能登線の真脇駅舎が見えます。
中・高校とこの駅から通学しました。
縄文真脇遺跡は、1982年の第1次調査から発掘調査が行われ、昨年でその調査も終わったとのことでした。しかし、昨年から地方創生関係の予算が下り、小屋を作る為の伐採や縄作り、森作り等々の関連行事が出来るのだと言うことでした。
本来は、調査研究の続行をと思いますが、画期的な成果が見えないと予算がつかないのは、いずこも同じのようです。
縄文遺跡が地域の宝としてもっと広く認識され、普通に地域の人々が参加出来るようになればと思いながら会場をあとにしました。

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