2014年11月2日日曜日

錦繍の村

白山麓から錦の便り。
先月、23日の大長山登山では、思いがけず美しい紅葉に出逢う事が出来ました。
標高約1,150mの駐車場で楽しんだ紅葉は、ようやく白山麓の山々にも降りてきました。
源八山から見た小嵐谷の紅葉
源八山からダム湖下流を望む
体中が黄色に染まるような秋の道。送られてきた景色からは、そんな紅葉の山道を歩いた時の秋の香りが漂ってくるようです。山いっぱいの錦繍は、次やってくる白い季節など知らないと云わんばかりの賑やかさ。

源八山荘周辺の山々も、お祝い色に染まっているみたいです。


懐かしい道で

隣町までぐるっと歩いて戻ってきた道沿いで、秋の花と実に出逢いました。
ノコンギク キク科
花言葉:守護、忘れられない想い、長寿と幸福。
ノコンギクは、まだまだ盛り。秋になると日本中のどこでも会える花。忘れられるはずもありません。

ヒヨドリジョウゴ ナス科
懐かしいヒヨドリジョウゴ。初めて見た場所で再会しました。
ヒヨドリジョウゴは、ヒヨドリが遊び戯れると云う意味だそうですが、確か毒があったような。
遅くまで実は食べられた痕跡がなく残っています。

アオツヅラフジ ツヅラフジ科
蔓は、その昔、葛籠を編むのに使われたそうです。
アオツヅラフジ。花の頃は、目立たないけれども、秋になるとブドウのようなきれいな色の実がなり、一際目立つ存在となります。種の皮を取ると、アンモナイトのような形の種が現れます。

身近な植物たちにも、いろんな事実が隠されてます。
周りは、面白いで溢れている!そんな事を思った懐かしい道でした。

2014年10月25日土曜日

大長山で出逢った植物たち Part3

その3 枯れた後も美しく・・・
イワショウブ ユリ科
カサカサと音を奏でるようなドライフラワーも魅力的
クロヅル ニシキギ科
ノギラン ユリ科
ネバリノギランとノギランの違いは?こんな状態で粘りも何もありません。
ネバリノギランは、花穂が1本と言う濱谷さんの言葉になるほど!
ノギランは、花序の基部に小さな葉をつける。ネバリノギランは、花茎に小さな葉をつける。
オヤマリンドウ リンドウ科
開ききらない花びらの中で、結実し種が飛んでしまってました。
ササユリ ユリ科
鞘の中に扁平な種がぎっしり詰まっていました。
鮮やかな色を失って乾いた花たちも、それぞれに美しい。
花の頃にはわからない事を語ってくれていました。似て非なるモノ、どこが違うの?
白井さんが欠席の山で、皆で賑やかに話し合った時間でした。

撮影 T.Hamatani



大長山で出逢った植物たち Part2

その2 花も実もある・・・
                    ヒメモチ モチノキ科
ヒメモチの花 花期は、5~6月とありますが・・・ 
ヒメモチの青い実  
花柄はほとんどなく、果時に小花柄が1.2~2㎝となる
ヒメモチの赤い実
                    ツルシキミ ミカン科  
ツルシキミの蕾 蕾は越冬して、翌4~5月に開花
ツルシキミの実   
花も実も見られた秋の山。真っ赤な実は、鳥も食べないのか林の中で一際目立っていました。
ツルシキミの蕾が、越冬するとは・・・。タムシバのような毛皮をつけていなくて大丈夫なのでしょうか。どちらも雌雄異株の植物です。


撮影 T.Hamatani




大長山で出逢った植物たち Part1

紅葉の大長山で見つけた植物たちは、刻々と変わる天気の下で、様々な表情を見せてくれました。 
その1 赤い実
アカミノイヌツゲ  モチノキ科
アクシバ  ツツジ科
ゴゼンタチバナ  ミズキ科
青空から射す光に輝いて、雨の滴をぽっちりつけて、そして、晩夏の残りの実をつけて。
大長山の赤い実たちが迎えてくれました。

撮影 T.Hamatani





2014年10月24日金曜日

大長山登山でのアイディア装備

じおくらぶの方々との登山は、毎回とても楽しい時間です。
今回は、歩き出す前からユニークなアイディアを見せてもらいました。
即席脚絆、タイツを切ってズボンを覆います。
タイツを切って、足首を覆います。即席のスパッツです。スパッツよりぴったりと覆えますし、防寒、泥よけに効果的。安価ですから、汚れたら別のモノを作れば良いとの事でした。
こちらは、フリースの背中を丸く切って・・・。ベストは、釣り用のモノ。
マジックテープで留めたり、開けたりできるようになってます。
背中に汗をかかないように、切ったモノをベストの外に出して、ザックを背負います。寒くなったら、マジックテープで塞いで元に戻す。

さすがにフリースを切る勇気はありませんが、タイツを切って、即席のスパッツを作るのは出来そうです。
アイディアとともに、美味しい手作りの晩白柚(ばんぺいゆ)の砂糖煮もいただきました。
作り方も教えてもらったので、手に入ったら挑戦!と、思っていたら、晩白柚は、鬼柚子・獅子柚子と言われるものと違うザボンの一種で、なかなか高価、手に入れる事は難しそうです。

以前もガーゼで作った背中の汗取りを他の方が紹介してくれましたし、そんな風に今回も楽しく参考になる山行きでした。

紅葉の大長山

天気予報で、合羽着用を覚悟していた加越国境の山「大長山」の登山。
当日は、9:00に赤兎山、大長山登山口の駐車場に集合しました。周囲は、まだまだ紅葉の見頃です。
歩き出した頃には漂っていたガスが上がって、青空も見えてきました。
黄色く染まったブナが青空に映えます
苅安山の手前、向こうに大長山を望む
白山がきれいに見えました。
帰路は、ガスの中
20年近く前、赤兎山に登った帰り小原峠まで下りて来て、急遽大長山まで足を延ばした事がありました。梅雨前の頃だったか、登山道が草で覆われて足下も見えない藪こぎ状態。何度もピークを越えて辿り着いた頂上では、赤兎山から見るより大きく、そして正面に見える白山を独り占めでした。

今回の登山道は、周囲の草も刈り払われて快適な道。落ち葉を踏みしめて歩く道は、秋の匂いを身体一杯に纏うようです。途中、苅安山手前で、小原側からガスが上がってきて、青空さえも覆ってしまいました。
それでも、紅葉と赤い実、枯れた花や葉っぱなど秋の山を満喫した山行きとなりました。