2014年10月20日月曜日

鳥になって

この週末やって来た甥が、面白いビデオ画像を見せてくれました。
虫の目線で、飛び立つ瞬間です。
海岸沿いの高台に、小さな畑が並びます。
向こうに見えるのは、御船崎
高台にあるのは、旧石川水産高校小木分校 
方向は、あばれ祭りで有名な宇出津方面です。
任務を終えて、畑に着陸・・・
畑の入り口に着陸する位ですから、自家用飛行機があるわけではなく、高価なラジコン等でもありません。20㎝ほどの十字のプロペラを持った昔のプラモデルのような飛行物でした。
小さなハイビジョンカメラを搭載して、ゆらゆらとふわふわと、そして勢いよく飛び上がりました。
虫になったり、鳥になったり、今まで見られなかった風景を堪能です。

小さな畑ばかりと思っていましたが、甥の「みんな真面目に畑してるね」の言葉に、はっとしました。
一昔前は、小さな畑で野菜を作り、仕事をし子育てをして家庭を守っていた日本のお母さんがいたる所にいたのでした。

日々勤しむ女性たちが作り上げた風景がありました。
田舎にも都会にも、女性たちが勤しみ育む場所はあるのにと思ったのでした。

2014年10月17日金曜日

初冠雪の便り

白山の初冠雪が届きました。雲の切れ間から、うっすらと雪を纏った白山の姿です。

以前、釈迦岳に登った時の事、登山道で雲が切れて、突然、真っ白な白山が大きく姿を現しました。
10月16日の初冠雪。寒いなと思いながら歩いていたのでした。

初冠雪が消えて、又積もり、何度目かの雪が麓に届きます。
少しずつ、秋が深まっていきます。





                                      

2014年10月16日木曜日

寒さにも負けず

雨にも負けず、風にも負けず、そして今朝の寒さ(6℃)にも負けずに出てきた土筆。

出てみたら、余りの寒さに縮こまったのか、ちょっとひょろひょろです。とても竜田姫の筆にはなれません。                                             

能登では、小さなシバタケ(アミタケ)が枯れ葉の中から顔を覗かせていました。
木々の手入れの出来ていない山では、光が入りにくく、ナメクジの格好の餌となるのか、笠が歪です。

裏の椎茸は、10人兄弟がひしめき合って、おしくらまんじゅうです。

寒さに負けずに出てきた土筆。春は、随分と遠いけれども、胞子を飛ばして役目を終えます。
寒さが育む里山の恵み。

遠くで、秋祭りの御輿の触れ太鼓の音が聞こえていました。
穏やかな秋の一日です。


『夫木和歌抄』 土筆 藤原為家
佐保姫の筆かとぞみるつくづくし雪かきわくる春のけしきは
佐保姫は、春を司る女神。対して、竜田の竜田姫は、秋を司る女神だそうです。




2014年10月10日金曜日

皆既月食

三年ぶりの皆既月食。
双眼鏡とデジカメを手に、姿を変える月を楽しみました。
18:56  少し欠け始めた月が、木々で遮られた東の空からちょっと頭を覗かせていました。
19:23  再び見上げた空に、鈍い赤の衣を纏った月が静かにありました。
19:24
なんだか怖いくらいの月、空に一個の錘
20:30
月蝕とも書くように、虫食いの月のよう・・・
光が戻り始めた月は、いつも通りの満月の輝きを取り戻していました。

久方振りの天体ショーは、非日常の空間。
今年は、ペルセウス座流星群も後の月(十三夜の月)も見過ごしてしまった・・・と思いながら現実に戻ったのでした。





2014年10月6日月曜日

甌穴の穴の中の石

白山麓の甌穴の穴に入っていた石たち。
先日、五十谷での観察会の後、源八山荘で白井さん達と石を見せてもらいました。
とっても大きな野球ボールのような形のモノもありました。機械で削れば、こんな形は簡単にできると話す白井さんでしたが、しかしそれは自然が作ったものなのです。
こんな形が自然界に存在するなんて驚きでした。
一体、どのくらいの時間をかけて、穴を穿ち身を削ったのでしょう。


石の兄弟たちは、その硬さも様々に、穴の中で転がってまん丸になりました。
気の遠くなる時間を経て・・・。
自らの角が丸く削れるには・・・。

そんな石たちを見ていたら、たまらなく愛おしくなりました。







2014年9月28日日曜日

秋の植物観察  五十谷

講師に白井さんを迎えて、秋の植物観察会を楽しみました。五十谷は、一昨年、同じ頃に歩いた場所です。所々に点在していた出作りの跡地なども辿りながら、五十谷川に沿って歩きました。
真面目にご挨拶の白井さん。実は皆さん顔見知りの間柄です。
ユウガギク(柚香菊) キク科   柚子の香りがするのかな・・・ 
白山がずっと姿を見せてくれました。
歩けば、たくさんの植物に出逢います。
「昔は、たくさんあったのに、近頃では見なくなった植物が多いのでは」と話しましたら、「それは植物がなくなったのではなくて、大人になって子供の頃のような感性がなくなった為にその植物が見えなくなったからだ」と白井さんに言われました。そうなのかもしれない、環境の悪化ではないのならと思いながら見上げた木は、マイマイガの被害で葉っぱが・・・。
マイマイガの被害も白山麓に集中しているようで、今一つ行政では危機感が薄いようです。
私たちの感性が弱くなったからと言っている内はよいですけれども。
「珍しい何かあった?」と知人に訊かれましたが、今ある植物たちが珍しい何かとならないようにと思ったのでした。


          

2014年9月26日金曜日

美味しい本

先日、美味しそうな本をいただきました。源八山荘主の知人が編集したレシピ本です。
定番の昆布巻きや昆布締めをはじめ、だしを取った昆布で作る出しがらレシピなど、お料理大好き人間の力強い味方となりそうです。
材料を無駄にしない出しがらレシピの数々
お彼岸の中日に、門徒寺のお参りに出かけました。お参り初体験!!
たくさんの老若男女・・・と言いたいところですが、たくさんの老男女でお堂は埋め尽くされていました。
15間4面の広い本堂内
翌日、寺の報恩講の話を聞きました。報恩講ならではのお経は勿論ですが、興味は、お斎の料理。
精進料理の要は、昆布。美味しい出汁が決めてとなります。
白山麓では、昆布等は使わず砂糖と醤油、塩等での味付けでした。お寺の報恩講にお参りする機会があれば、調理の話など聞いてみたいと考えています。

昔からの調理法や新たなレシピは、仏教文化に育まれた昆布と日本人の関わりを知るきっかけとなりそうです。


ノンオイル&10分でできる  『昆布レシピ95』  山脇りこ 著 / 永平寺御用達 奥井海生堂 監修 / JTBパブリッシング 発行
お料理のレシピと共に、昆布と日本人との歴史や昆布の科学、昆布の産地についても記載され昆布を美味しく楽しめる一冊です。