2025年4月2日水曜日

加賀の山を歩く  早春の鞍掛山 Ⅱ

鞍掛山で出会った植物たちです。
ヒュウガミズキ
駐車場の手前の土手に、咲いていました。
咲き始めのようです。久しぶりの再会でした。
オウレン ちょっとピンボケ・・・残念
カンアオイ
マンサク もう終わり?のようでした。
赤い花びらのマンサク (アカバナマンサク)
ショウジョウバカマ
アセビ
タムシバ
キンキマメザクラ
本当に美しくて、思わずアップで撮影です。
ヤブツバキ
今年は、どこでもヤブツバキがきれいに咲いています。
隣の幹に入り込んだ茸 
あなたは何者?
枯れそうな木の幹から花をつけたシュンランが・・・
天気も良く、気持ちの良い鞍掛山で出会った植物たち。
久方振りの登山の疲れなど、払拭してくれる花々や不思議なキノコ等々、何を見ても楽しい登山道でした。

2025年3月29日土曜日

加賀の山を歩く  早春の鞍掛山 Ⅰ

早春の鞍掛山、西の谷登山道から登ります。
左側の道は、行者岩コースでしょうか?右手に上がるコースは、鉄塔コース?
左側の道を下山した折に、ヒュウガミズキに初めて会ったのでした。
木の根っ子がたくさん這ってる道を登ります。
登山道沿いは、案内板があり、道もきちんと整備されています。
舟見平からの鞍掛山
11時少し前に、頂上到着 白山はガスっていて見えません。
黄砂のせいでしょうか、残念!
避難小屋の周りで昼食を摂りました。
12時過ぎに、残雪の道を後山経由で下山です。
小獅子岩からの眺望
足元がちょっと怖くて竦んでしまいました。
鞍掛山ビューポイントの掛看板で振り返り、1枚パチリ
今年初めての山歩き、歩いて来た道を思い返します。
道沿いの花々に癒され、おしゃべりを楽しみ、天気にも恵まれた早春の登山道です。
鉄塔手前から、第一駐車場に向かいます。
この登山道は、「とのお送電線登山道」と案内板にありました。 
第2駐車場に到着
14時半頃、第1駐車場に到着しました。
頂上から白山は見えませんでしたが、たくさんの花々を楽しんで歩けた早春の鞍掛山でした。来月の山の案などの話をして、今年初めての登山を無事に終え、解散しました。
案内して下さった方々に感謝の一日でした。
看板に記されている「丁場」とは?
工事現場を示す事が一般的とありましたから、
同じような石切り場が周囲に3か所あったと云う事のようです。
途中、道の左側の田んぼの先にある石切り場跡を遠くから、眺めてみました。
あんなに高い所まで、上から下に切り下して来たのか・・・
きちんと線を引いたような切り跡に驚くばかりです。
最初に鞍掛山に登った帰りに、唯一、石切りをしてる場所に、案内して
もらった事を思い出しました。
日本遺産の滝ヶ原石の採掘場、周囲には、石造りの橋などもあり、最初の鞍掛山登山の折に訪ねた事を思い出しながら、帰路につきました。

滝ヶ原で前泊

今年最初の山歩きは、鞍掛山です。
以前は、4時50分に出発し、道の駅こまつ木場潟に8時20分到着し、鞍掛山に向かいました。
しかし、昨年の地震で、里山海道は、徳田大津まで迂回路を通行する所が多くなり、少し時間がかかるようなのとアクセスも心配で、駐車場へ車で5分の所にある宿泊施設で前泊する事にしました。

玄関に入ると、山並みが描かれた和紙が飾られていて、桃の花が生けられています。
宿泊施設の向かいの物置のような建物のその向こうには
同じ組織の運営(らしい?)のおしゃれなカフェがありました。
宿泊は、2つの2段ベットのある部屋を1人で貸し切りでした。
部屋の窓からは、右手の蔵の間から、駐車場へ向かう道が見えます。
朝食はありますが、夕食は自分で手作りとなります。
台所で、炊飯器でご飯を炊き、翌日のおにぎりの分も含めて握ったおにぎりの夕食です。
今回は、おにぎりでしたが、材料持参で、家にいるように夕食が作れるようです。
スタッフの人達も自分達の夕食を手作りする台所で、一緒に調理しました。
出来立ておにぎりの夕食を部屋で取り、パソコンを少し見て、早めに就寝しました。
外に見える家々の屋根瓦は、赤い瓦ばかりです。
この手前の道を見覚えのある車が、次から次へと通って行きました。
 車で5分で集合場所に行けるとの事で、8時過ぎに朝食をお願いして準備してると、部屋の窓から、駐車場に向かう見覚えのある車が見えました。
えっ、まだ8時過ぎた所だけれど・・・階下に降りて、食堂の窓側を見ていると、次も次も、見覚えのある車が走って行きます。えっ?何で・・・
焦ってる私に、9時集合を知ってるスタッフの女性は、「大丈夫ですよ」と笑っています。
しかし・・・本当に大丈夫?と心配になりました。

8時すぎに準備された朝食は、とても美味しそうです。
箸置きは、滝ヶ原石でしょうか。
美味しい朝食も、気が気でなく急いで頂いて出発です。
大慌てで、駐車場に向かうと、ほぼ全員の車が集合しています。
まだ、9時には時間があります。靴を履き替え、歩き始める準備をしました。
久方振りに、今年初の楽しい登山を思わせる賑やかな駐車場でした。      

2025年3月12日水曜日

弥生の朝に

弥生3月も、1/3が過ぎました。
海岸沿いのゴミステーションに向かうと、海の向こうに山々が見えました。
天気が下り坂の予報?
遠くの山々をハッキリと写すには、スマホの機能不足・・・
缶ゴミを入れて、帰宅すると地区の寺総代の方から電話が入りました。
本山への納付と門徒寺への蝋燭代は、係の人が集めて下さる倣いでしたが、一括で納付しても良いとの事でした。自分も経験済みですが、係の人も大変なので、一括で納める事にしました。
本家に寄って、本家の分も預かって納付。来週は、御取越さまです。
帰りは、近くの階段を上がって上段に出て戻ります。

途中、木を切ってる若い人達に遭遇。
話を聞くと、避難階段沿いの邪魔な枝を切り落としているとの事でした。
「おはようございます。ご苦労様です。」と声をかけて過ぎます。
この階段は、傍に大きな木々もあって、ちょっと暗いのですが、津波等から逃げる大切な道。
我家の近くの階段は、幸いにも、覆いかぶさる枝もなく明るい階段です。
去年の地震の折には、そこを上がったのでした。
昔々、勤めてた先で開催した作品展で、作者の方から頂いた早春の草花の絵
3色だけで描かれています。ひび割れた壁沿いの下駄箱の上に春を飾ります。
今春は、そこここで、椿がとても鮮やかに咲いています。
小さめのモノが多いのだけれど、鮮やかな紅色、少しピンクめいた赤等々
椿の名前の元のような、つやつやした葉っぱも、とてもきれいです。
小さい庭の西王母椿
小さい庭の西王母椿も、たくさんの花を咲かせてくれました。
もう終わったかと思ったら、まだ下方の短い枝に蕾が膨らんでいました。
切って流し台の上に飾りました。
大きな大きな西王母椿
いかにも西王母と云った風情です。
「加賀侘助の自然実生と推定され、幕末から金沢に伝わる茶席の名花」とありますが、
ちょっと大きすぎる我家の花は、茶席には不似合いのようです。
家が留守になった時も、手入れもしてなかったのに、咲き続けてくれました。
西王母は、秋口頃から咲くのですけれど、もう咲き終わったかと思ってましたが、
まだ咲いてくれています。
 
冬眠の日々も終わり、鳥たちの鳴き声に心躍る頃となりました。
迷惑をかけないように、春の山を楽しみたいと思います。

2025年2月15日土曜日

塩小豆の餅

 姉が公民館行事で「塩小豆の餅作り」に参加すると聞き懐かしくなりました。
公民館に勤めていた折、地域の人から「塩小豆の餅」の話を聞いて体験教室をしました。
家を新築すると、親戚筋などからお祝いをいただいたりしますが、そのお返しとして配られたのが、「塩小豆の餅」だったのだそうです。

持っていた冊子に掲載されていたレシピ等を参考に、講師の先生に指導していただきました。
前日から小豆を水に浸して、糯米も洗って浸水させた事を思い出します。

懐かしくなって、手持ちの冊子等を参考にして作ってみました。 
ちょっと塩味が強い?と感じた手作りの塩小豆の餅
餡を試食した折は、塩味が強い?と思いましたが、
餅を食するとそうでもありませんでした。
作った塩小豆の餅を、懐かしく話していた叔母さん宅へ届けて、試食していたら
姉が体験教室で作ったものを持って来てくれました。
こしあんのように、小豆をつぶしてあるのが、本来の「塩小豆の餅」です。
私の塩小豆は、潰さない塩小豆でした。次回は、潰して作ってみましょう。
行事などをまとめた冊子の「塩小豆の餅」
改めて以前まとめた冊子を開くと、塩小豆の餡は小豆をつぶしてありました。
なるほど、この方が塩味の小豆がくっつきやすい?

何故、塩小豆なのか? 砂糖だと傷みやすいから?
いろいろ考えましたが、昔は、砂糖が高価だったからかなと思えて来ました。

白山麓でも以前は、建前の折に、大きな小豆の餅一重ねを重箱いっぱいに詰めて配ったとの事でした。その折は、甘い小豆餅だったそうです。
が、昔は塩小豆だったかもしれないとの事でした。

日本全国に、同じような餅があります。
考える事は同じ? 
小木では北海道など、北の方へ漁に行く船もありましたから、その折に青森や北海道などで購入した餅米や米粉のおやつを真似て作られるようになったのかもしれません。
米粉で作る「べこ餅」しかり・・・
おやつから、地域の人達の生業迄が見えてきます。

寒中には、かき餅を搗くのが常でしたが、父がいなくなり作る事もなくなりました。
昔々の「塩小豆の餅」を作ってみましたが、甘いモノ好きな父だと「やっぱり甘い方がいいわい」と言いそうだと思った事でした。

2025年2月3日月曜日

新しい年の体験教室

令和7年も、一月が過ぎ、立春を迎えました。
立春と云えば、2月4日と思っていましたが、今年は今日、2月3日。
昨日は節分でした。昨今の流行り?で節分と云えば、恵方巻。
今年2025年の恵方は、『庚』、西南西の方角だそうです。

1日の土曜日、松波公民館で「飾り寿司体験」に参加してきました。
節分に関わる模様ではありませんでしたが、簡単に出来る飾り寿司を教えてもらいました。
梅の花の飾り寿司
ペンギンの飾り寿司と太巻き
久しぶりに、巻きすを出して出かけました。
エプロン、日本手ぬぐいを三角巾の代わりにして、身支度。
講師の先生に教わり、準備してあった具材を撒いていくだけの教室でしたが、それでも四苦八苦・・・。何とか梅らしく、ペンギンらしく寿司を撒く事が出来ました。

父の命日の昨日は、歩いて墓参りに出かけました。
穏やかで暖かい午後、我家と親戚と友達の墓を、上段からお参りして下りて来ました。
紫金山・アトラス彗星を探しに来た時以来でしたが、西方には同じように穏やかな海が広がっていました。が、東南の方に目を向けると白い山並みが水平線の彼方に見えます。
天気が悪くなる時に、見える山並みです。
西方の空、月の右下方に輝くのは金星でしょうか? 2025.2.2
家籠りの1月が過ぎ、暦の上では春。
立春寒波をしばし耐えて、春の気配を探しに歩きだしたいものです。

最初は、どこへ行きましょう。

2024年12月6日金曜日

冬枯れの畑で

冬に向かう畑には、青々としたミニトマトが元気です。
季節は冬に向かっているのに、青いミニトマトが元気
青いトマトには毒素があるから×と出てましたが、何とか食べられない?
こちらは、火を通すと美味しくなる種類だとか
こちらは、いつものミニトマト 今でもたくさん実をつけていますが
赤くなりそうな季節は、終わりました。
南高梅の葉も色づいて、落ちつつあります。
今年は、去年が豊作だったか実も少なく、梅干しを作れませんでした。
奥の杉林の中の桜の紅葉
新しいお札を神主さんが持って来てくれるはずの今日。午前中から待ってましたが、みえませんでした。去年と2年続きで、不思議な事。
午後から畑へ上がって来ました。少し片づけて、遅れたけれど豌豆の種を蒔く場所を作りました。
明日は、松波神社へお札をいただきに行こうと思います。